February 11, 2005

数分後のわたし

『風マニア』は、決して相思相愛的なブログではありません。どちらかというと、どうせアメブロなんだし、1クリックでつくれて消せるんだからわたしの好きにさせて、という冷たいノリでつくっています。

だから、せっかく読者登録していただいてもこちらが読者登録するとは限らないし、自分が勝手に読者登録しているところも多いし、それでいて1ヶ月以上まるで更新の意志の無さそうなブログは勝手に読者登録をやめています。

理由は簡単なんだよね・・・

最初、アメブロにブログをつくった頃、どうしてよいのかまるでわからなかった。ランキングを見ながらやれって言われているようで、このランキングがまた曲者で、一期一会みたいな感じでアメブロネタには反響があった。

そういう中で、とりあえずネタになりそうなブログや、このブログが続いているのならわたしも明日も続けようという怠惰な気分の持続の中で、何となくノラクラやってきています。

アメブロにブログをつくった理由の一つに、作家ブログが多いということがあった。それは一つ、自分が歌人としてやっていく上でのお悩み事があったからで、それについては、自分が期待していた以上に何かがわたしの中で吹っ切れたような気がしています。

あっさり語るけど、プロだったら今の時代は辛すぎる。特にアメブロでは・・・

アメブロで重要なのは広告収入であり、それはどこのタダサーバも同じだから、広告がうざければ自分で有料サーバを借りるというのが当たり前。自分でもすでに有料サーバを借りてサイトをつくっているし、そのほうが気楽だということも知っている。

しかも、広告収入を上げるには、ユーザー数というのが重要であり、こちらもタダでサーバを借りている以上、より快適な環境をクリエイトしてほしいとは常々サーバには期待してしまう。(?) ただでさえ、アメブロは重いと以前から不評だし、近頃ではかなり改善されたような気がしています。

ただし、その裏側で、どこの作家ブログへ行ってもね、一つ共通項があるのは、紙を買えと書いてある。わたしね・・・ヘンな気がした。たとえば、杉山さんのところは以前からサイトがあり、そちらではずっと日記を続けてきたのに、アメブロとなると何となく雰囲気が違う。

その理由について、どこのブログへ行っても明確に書いてあるわけでもなく、それでいて新陳代謝が活発になるが如く、何かが変化しているのが、いくら素人のわたくしにも何となく伝わってくる。その理由が、ブログから書籍、ってことなんだと思った。書籍なら書籍でかまわないんだけど、要するに、売れなくてもアメブロは困らない。つまりは、宣伝だから、宣伝効果があり、その結果ユーザーが増えることのほうがよほど儲かる。

企業だったら当たり前だよね。

で、結果として、どこか割り切りのムードが支配しているような・・・あまりにもバカバカしいと思えば、せっせと原稿用紙に向かって何かを書き、それを売るほうが作家らしいとばかりに、ブログと原稿用紙との差別化がヒシヒシと伝わってくる。

なんかね・・・・これでは、せっかくネット歌人としてやってきて、ようやく劣化を謳われていたインターネットに、歌人としての市民権を得た気がしていたのに、時代が逆行していくようで非常に残念な思いを感じています。

いいんだけどね・・・
ただ・・・うそ日記。
ちょっと悲しかったし、ショックだった。
しかも、それを出版するという・・・

面白ければ何でもいいんだな・・というのは、娯楽というのは概してそういうものであり、歌人をしていても、自費で出版するのは大変だから、著作権云々には関係なくそれを単行本にしてくれるというのであればどこへでも投稿するのが人情ってものだろうし、そういうミクロ的支持があってこそ支えられている売れない書籍。

その一方で、売ることを考えたら、あちこちの賞がどうたらこうたらと紙にしていかなければならない。それはそれで非常に苦痛だったので、それならわたしは歌人は本業ではないので、せいぜい80歳になるまでに考えようという気分になってしまう。紙が廃れた頃に優雅に出版していたりして・・・w

それ以前に、死んでいる可能性のほうが大きいけど。

まあ、関係ないや・・・・というか、興味はあるけど自分には関係ないお話の一つ。『風マニア』自体は、数分後には消滅しているかもしれない。それでも自分が歌人をやめるわけではなし、やめるとしたら別の理由。

それよりも、nattoさんおめでと〜、とか、ぐたさんおめでと〜、ってノラクラしているほうが自分っぽい。

投稿者 Blue Wind : February 11, 2005 11:48 AM | トラックバック
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