January 30, 2005

【返歌】 Natさん

Natさんというのは、不思議な歌人である。お父さまが未来短歌会の発起人だったということで、おそらくは結社だと大先輩なのだと思います。自分的には、いきなり世界三大料理のコメントが入り、フォアグラ・キャビア・フィレ肉・・・
本音で語ると、「ここはアメブロだぞ〜〜、きゃーーー!!!」って思った。(アメブロ・ユーザーの皆さま、ごめんなさい)

最初、** Blue Wind **のほうをリンクしてくださり、メールもくださったというのですが、メールにもCGIを使っているせいか、どうも届かないというケースが多々発生しており、悩んでおります。・・・・つまり、届かなかった。

すごくまともなんです。

例えば、出版業界や音楽業界の不況をネタにしたとき、.Nat Zoneでは、たしかフルートの記事。つまり、CDが売れないなら楽器を売る。上質のフルートが安価で提供されれば子どものうちから慣れ親しむ子どもの数が一層増え、そういう意味では聴くより自分で演奏する時代に突入したことを示唆。

いわば、短歌も読むより自分で詠む時代。プロ作家の作品を読むより、自分で書く。そしてそれをネットというメディアで発表する、とかね・・・世の中はどんどん変化しています。

たぶん、これは推測ですが、ネット短歌に対しても実はすごく抵抗があるのではないかと思うのです。うちのブログをリンクしてくださった時のコメントも、「いたずらにネットで文字を並べて短歌と言っているサイトが多い中では、** Blue Wind ** の短歌はまともだ」、というご紹介のいただき方だったと思います。

自分的には喜んでよいのか、悲しんでよいのか・・・

歌壇や結社という体質を考えると、もともとから歌を熟知なさっている歌人に褒められるというのはものすごく光栄なことなんだと思います。ただ、そのありがたみがネット歌人である自分にはあまりよくわかっていない。

近頃、人気blogランキングのランクが急激に下がったので、おそらくはすごく光栄なことだということを実感いたしました。ネットってそういう世界だから・・・結社だとすったもんだすると主宰の一声で終わってしまう。それも痛感いたしました、以前。その反動がまだ残っているような気がしています。

それでは慎んでご返歌を・・・


黄昏に夕やみせまる森の中クルマを停めてゆく人らみし

夕暮れはいそぐこみちかゆくみちか森と通りは空間わかつ

深深と大きな月はいづこでもたたずみもがな敷島の空


*文法、おかしかったらまた教えてください。

投稿者 Blue Wind : January 30, 2005 09:11 AM | トラックバック
コメント
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?