January 26, 2005

【返歌】 たまさかに

金子まるやむさまへ

気にするなそういうものさ世の中はうつろいゆかば外は白雪
朝の雪融けてしまうか夕暮れは深き眠りに誘うしらべ
うつうつと茨城なまりの標準語あらたな業のオレオレ詐欺師
電話さえそういうものさネットにも鬼の住まえる地域のありき
闘いは人の心の奥深く彷徨っている茫洋の底


いのまたまさたかさまへ

インド洋沈む夕陽は熱き海君が来た日にゃこちらは雪さ
あわただしく過ぎゆく日々は今日もまた雪の重みに耐えかねる水
あしもとに激流あるか砂のうえ浅瀬の津波サーフィンを思う
短歌にもリハビリ期間置きたれば今なお津波くりかえすやうに
たまさかに同じ時代に生まれては電子文字書きつながりし縁

投稿者 Blue Wind : January 26, 2005 10:08 PM | トラックバック
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