Natさまへ
海岸線バスに揺られて鴨川のサーフィン眺む紺碧の磯
荒れ狂う波に逆らいサーファーはイルカ色して大波を待つ
いつひさしシュガートレイン指ちゅぱの吾子を乗せゆく膝のうえかな
津波の映像を見て、歌を読んで、何となく・・・鴨川(房総半島)のサーファーと指ちゅぱしている娘を思い出しました。
気まぐれに風の舞う日の月夜には浮ぶ雲さえなかりしものを
まるやむさまへ
溶け出せば絵の具のような青空は海に溶けずに弧の水平線
しゃぼん玉虹色のまるふふませてぱちんと割れる運命の音
冬いちごかたちととのえ小さき実へたを咥えてキーボード打つ