ゲジマユさまへ
ムーディにころころかわるゆでたまごカッターで切る白い裸体か
カルカッタいつか行きたい吾子となら行ける気がする老いた牝ロバ
ジーザスは彼氏なのよとささやけば友と答える愛はさみしい
あの人もこの人もみなイエスさまと死の臥す通り生まれ来し人
アッシジに行ってむなしきあきめくらどうしてゆくか通り眺めし
少しずつ奇跡の道をたまゆらに幽かな光まばゆくも愛
幽かにぞ娘の眉がうすくなり笑いすぎだと言われたってねぇ・・・
オトの髭誰が抜いたか犯人を名推理する虚しき朝よ
プチプチとはじけるようなストレスに白髪抜かれてぬばたまの黒