January 08, 2005

狭きわが世界

アメブロで、デザインスキンが追加されたというので、またパチパチとブログを模様替えして遊ぶ。自分でデザインを決めたブログは全然いじらないくせに、1クリックで替えられるとなると気楽。

すると、サーバが混み合っているというので、途中でストップ。
怖かった〜。
『ニュースの天才』のスキンでストップしてしまった。

日頃、ニュースなんて信じないわ、などと思っている自分でも、あえてニュースを捏造していくジャーナリストがいるなんて想像するだけで怖い。テキストが書き手が期待した通りに伝わるなんてことはありえないし、断定を避けた書き方、言い方をしなければ議論は負けてしまうとばかりに、婉曲な表現を用いるようにしている自分としても、メディアは怖いと思ってしまう。

報道というのは基本的に一方通行だし、それが事実であるかどうか確認できないようなニュースほど好奇心が煽られる。しかも、それが伝達されていくうちに自然に歪む。それが人間。情報伝達。

個人間なら、それが嘘とか誤解で許されることでも、ジャーナリズムとなったら許されるわけもなく、それでいて文字に躍らされる。

その中間にあるのが、インターネット・ジャーナリズムかも。つまり、メディアとしてのネット。以前、ニュース・サイトの管理人がぼやいていたけれども、勝手に記事を引っ張ってきてよいのかどうかとかね・・・そういう時代もあったわけで、ハイパーリンクというのは実に簡単にネタをパクれるわけで、新聞社のサイトの記事をハイパーリンクで自分のサイトのネタにしてしまえる。

一生懸命にどこかの記者が記事を書く。それを簡単に自分のサイトのネタにする。しかも、あっちからもこっちからも引っ張ってこれる。

一番怖かったのは、当の本人から過去ログの削除依頼がBBSに書き込まれているのを見たとき。最初、冗談だと思った。でも、そうではなく、ニュースは実名が書かれるため、ニュースの記事は一定期間が過ぎるとサイバーから削除される。ところが、そのネタをアップしている個人のニュース・サイトの場合、それが過去ログとして保存されているために、いつまでも検索するとそのニュースが引っかかるらしい。
他人からすればすぐに忘れてしまうようなことでも、当の本人にしてみれば、上司がたまたま検索をしてその記事を発見してしまい、それが理由でせっかく見つけた仕事を解雇されてしまったので、すぐにログをサイバーから削除してほしいという内容だった。インターネットにおけるわいせつがらみの事件で、実際には書類送検で終わったらしい。だから、前科とも違うんでしょうけど・・・

そんなことを考えると、短歌は気楽だ。

投稿者 Blue Wind : January 8, 2005 01:02 AM | トラックバック
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