December 17, 2004

トラックバック短歌

お題 「夢」

まどろんで夢さえ忘れ暗闇に浮かんだフレーズ聴くともなしに
流星になって飛び出す夢を見て宇宙(そら)の藻屑になってみたいな
覚えたてせっせと使ってみたくって夢中になって時を忘れて
マリの夢悲しみ色の朝がくる 子犬の顔が少女に変わり


お題 「新月と冬の寒さ」

東空スーパーのうえ満月がおぼろに浮び信号を待つ
西の月ゴンドラになり森のうえ寄り添う星に混じる飛行機
見上げれば空刺す枝が並んでる ひらひら揺れる最後の葉落つ
紺碧に浮んだ月は白白と小さな町を散歩している
ハンドルの冷たさだけが知るみちは季節外れの紅い薔薇咲く
ぼんやりと暗い庭にはクリスマスツリーにされたヒバの樹ライト
こゆびから凍えてしまう冬の部屋ポインセチアがクリスマス待つ
華やぎも空の暗さも明るさもキャンドル一つ月のない晩

★風マニアから、トラックバックして遊んでいました。

投稿者 Blue Wind : December 17, 2004 11:10 AM | トラックバック
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