◇時空詠歌
夕餉にぞ家族揃って鍋囲む何気なさには幸せの顔
高らかに笑い声する時間帯オクターブ伸びテレビみる吾子
モニターを眺め高らか笑い出す無邪気な声のなお朗らかに
団欒もまじめな顔で歌を詠む背に響きしはお笑いの声
微かにぞエンヤの声の聴こえれば犬の足音ペタペタ鳴りし
「お母さん」呼ばれてみればプロレスかバタ足虚しソファの上に
浮んだ、と思ったら詠まないと。
一人で夕飯食べる人がいるんだなーと思ったら、ついつい。
歌くらい静かに詠めよお笑いのテレビの時間犬は欠伸す
テレビ消し電気消さずにパタパタと階段のぼりドタドタ聞こえ
一息をPCオンし歌を詠むいい加減さにひねもすはゆく
やっとこさ静かになったと思ったらオトの鳴声連続テレビ
家事は夜今は夜かと夜更けには仕事の多き朝を待ちたり
いつのまにか、こういう劣悪?な環境でも歌を詠めるようになってしまった・・・
投稿者 Blue Wind : November 13, 2004 09:18 PM | トラックバック