February 21, 2004

アングラの下にアングラ

こりゃ、アングラな人たちに何を語っても無意味だと思って飛び出せば、もっとすごいアングラ。一番困るのは、自分たちがアングラな社会に棲息しているという事実に気が付かない人。つまりは、光を知らない。つまりは、信仰心が欠如しているために、何を語っても無意味。つまりは、権力構造化された社会の中でしか価値判断のできない人たちのことかもしれない。だから、そういう社会では権力には権力というわけではないでしょうけど、とにかく潰しあいか馴れないしか存在しない。

あらし騒動。発端は忘れた。実は、自分でも知らないうちにアングラの下にまだアングラ闘争が存在し、だからこそ、ネットでは匿名とかね・・・男か女かもわからない。なんでそんなくだらないことをしているのだろうと不思議に思ったけど、あの、壮絶さを眺めたら少しだけ理解できたような気がした。

あたしのつおいところは、歌をけなされても死なないということだろう。もともと短歌の人ではないから、歌が下手でも気にしない。いまだに『サラダ記念日』も読んだことがない。つまりは、それくらい興味がない。今でも、他人の歌には興味がないのかもしれない。

偉そうなことを言うのなら、賞の一つを取ってからにしろとかさ・・・あほだと思ってしまう。誰が詠んだ歌でもよいものはよいし、単なるテキストとして眺めれば作品がすべてだ。自分のサイトに何を書こうと勝手だ。いやなら読まなければいい。要するに、いちゃもんつけに来るだけなら来なかったらいいでしょ?でも、いちゃもんつけたいから来訪するらしい。よく知らないけど。

あたしに言わせてもらうと、永遠のベストセラーは聖書だ。これをしのぐような作品を書いてからならゆるす。でも、大抵は無理な気がするけど。信仰を謳った作品も多いけれども、信仰心のまるでない人がアリアを歌ってどうするのだろう?意味なし。退屈なだけだと思う。つまりは、努力で補えるところと補えないところがあって、その部分を感性と呼ぶのかもしれない。つまりは、価値なんてものは後からつくものであり、それもニーズの問題だし、一応、定価というものがある社会に生きているから、その都度、時代に応じて価格変動があるということを忘れている人たちが多いのかもしれない。それこそ貨幣価値も変わるだろうし、価値観なんて人それぞれだし、競りというかオークションというか、値があって値のない売買もある。つまりは、それがほしいかほしくないか、というだけ。ある人にとっては単なるゴミでも、ほかの人にしてみれば得がたいものなのかもしれないし、本当に世の中なんていい加減なもののような気がする。

それくらい貨幣価値について鷹揚になってしまうと、ますますすべてがどうでもよくなってしまう。ネットで歌をアップしていて、常に胡散臭いものを感じる。こう、いつも仲間とかさ・・・なんでそんなことしか思いつかないのか不思議なのでございまする。
つまりは、権力がほしいのでしょう。たくさん人を集めるのも、自分がある種の権力がほしいからであり、そういう人間は気に入らなかったら誰かを追い出す。それでいて力のあるものにしがみついていたい。それを自分は汚染と感じます。

ネットでだけ歌をアップしていたら、まるきり結社などには関係ないから気楽でしょ?つまりは、生きるに必要のないお付き合いだから。これが、現実にお弟子さんを取ったり、金にしていこうと思ったら、それこそ縄張りではないけれど、たくさんの知識も必要かもしれないし、教えるということは大変なことだもの・・・だから、あれもこれもと知っていなければ、となってしまう。
自分だって、自分の歌をいざ出版するとして、知り合いに配ったとしてもどれくらいの人がそれに値打ちを感じてくれるだろう?それなりに読んでくれそうなところにしか配らないけどね。自分の場合はまだマシかも。本が好きな友達が多いから。一冊くらいひまつぶしができると思って読んでくれるかもしれないし、放置されるかもしれない。でも、売ろうという意識がなかったら、まるで発想が違う。好きな人たちにだけ贈るとか、パブリックなところに送るとか、売るなら大学の購買会とか。聖心の中だと外から入るということが考えられないから安全地帯だ。そこに置かせていただいています、といえば、興味があれば読んでくれるかもしれないし、忘れてしまうかもしれないし、それこそ何かにゆだねる気持ちしかない。つまりは、そういう歌を読まないとダメなんでしょうし、それでいて、そんなことをクソマジメに考えていたら人生はあっという間に終わってしまう。つまりは、わからないことだらけなのだから、今を思いつくままに気ままに詠うしかないではないか・・・

が、しかし・・・・・歌が命とかさ・・・・・結構、大袈裟な人たちも多いような気がする。そうすると、ちょっとけなされただけで死にたくなるとかさ・・・・・・あたしのような平凡な人間には理解できそうにありませぬ。何年やっても下積みとか、才能はあっても芽をつまれた人とか、かなり汚臭が漂う。詠んでいるだけなら関係ないと思うけど、そういうアングラ意識というか、ちょっとでも誰かに評価されたいとか、そちらが勝つとそうなってしまうのだろう。それこそ自分に酔いしれているだけのような気がする。それでも、それが楽しいから苦しんでいるのだろうし、プライドに思うことは人によっても違う。

これだけ書くからまたけちょんけちょんに言う人も出る。当たり前。それが面白い。そこを軽やかにほっぷすてっぷじゃんぷして毎日詠む。そういう重圧があるから、ぜいぜい言いながら詠んだりして。少しくらい大袈裟なプレッシャーがないとつまらない。だからといって、他人の歌についてどうこう書こうという意志もない。「データは自分のもの」。誰が何を言おうと、歌は自分のもの。

アングラの下にまたアングラが・・・・だから、あんなにややこしいのだと気づく。歌壇から消えろと言われたとたんに、未来のほうにもサイトがリンクしてある・・・・うぅ。もう、上のほうになると大変なんだろうね。オトちゃんを抱っこしているほうがやすらか・・・・それでいて、悪魔の歌を未来には贈りたい。商業出版でのし上がろうという人たちへのエールか?そういう場所も必要なんでしょう。すでに6月号分まで送ってしまってあるので、のんびり書かせていただきます。隠れ家で。検索にも引っかからないようにしないと。つまらない知識が役に立ったりして。それでも、面倒だからパスワードをつけようかな。自分でBBSをアップできるメリットは、ハッカークラスにならないともはや自分のBBSを発見できないということかも。毎月、URLを変更してもいいし・・・
そこまでやる意義を感じたことはないんだけど、そこまでやらないとダメなんだろうか?

投稿者 Blue Wind : February 21, 2004 02:16 AM
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