February 15, 2004

風のみちうねうね曲がる空のみち一本道はあおくひろがる

そよ風がそよそよそよぐ野の原で野武士のように風を待ちたる
野に朽ちてゆく花びらは踏まれおり桜の花はなぜに舞い散る
あの雪は春には消えて泥の下また降り積もる雪を待ちたり
おもしろくもない歌を詠むたのしみはランボーの砂のアデンにつづく
風のみちうねうね曲がる空のみち一本道はあおくひろがる
自由へとつづくうねみち風のみちとおいお空にひとっとびかな
飛び出してなほつかまって飛び出して火の粉かぶってなほつづくみち
信号をのんびり眺む交差点背中押されて遠い待ち人

投稿者 Blue Wind : February 15, 2004 10:03 PM
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