February 13, 2004

黒犬は13日の金曜日走りまわれりわたしのまわり

歌詠いまたストレスで歌詠い外気の温度3度上がれり
若くして歌など詠むということは死はちかづきてなお生きるため
やせぽちのミニチュア・ピンシャのオトちゃんはさびしがりやでひとみしりする
もぎたてと書かれたコーンの缶詰は開けたばかりのアルミの匂い
頭から髭を生やした夏色のとうきび畑は日陰の匂い
しあわせを鬱と臥すクセ鳴き声は頭の芯まで響く犬と吾
黒犬は籠の中にて吠えまくり白猫は庭で気障って眠る
かさこそと慣れない音が走ってるオトとわたしのいる部屋の中
黒犬は13日の金曜日走りまわれりわたしのまわり
バタイユにもどるべきとかドクトルは何を言うべしうららかな日に
オトちゃんはドーベルマンではありませぬミニチュアピンシャの子犬なのです

投稿者 Blue Wind : February 13, 2004 08:45 AM
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