January 02, 2004

傍らに夢見るやうな吾のいる知らない吾のひとりごちても

断片を拾い集めて言の葉のゆらりゆられて小町の里へ
新治は筑波の裾野つづくみち山並みうらら花降る里へと
魂の抜け殻となり骸骨になりて詠える悲しき人よ
君が恋つらかりしこと多ければ花は愛でらる野はひろらけり
初夏の風そよ吹く頃は薔薇園に花咲き乱れわれを誘ふ
青き山かげを落としつたたずみし静かな森のしんしん続く
平安の都のかげのうつろいし時は幻変わらぬものかな
今ここに生きたるわれのともしびは古人の憂いをうくし
悲しみはまた寂しけれ夕暮るる山沈みゆく目隠しのごとく

傍らに夢見るやうな吾のいる知らない吾のひとりごちても

Blue sky, you leave me the sky you are...so われは昇りし儚き虹を

投稿者 Blue Wind : January 2, 2004 03:08 AM
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