October 16, 2003

ツルリンとふっくらとした父の顔 ろう人形の棺に眠れり

ツルリンとふっくらとした父の顔 ろう人形の棺に眠れり
ちちのてのツルリとかたき動かぬを指をのばしつさいごのぬくもり
霊柩車隣のしきりなき椅子に黙って座るわれはどこ行く
雨は降る陽がさす雲の隙間からゆるやかな坂道はつづきぬ
枯れ果てぬ。悲しみもまた運び去る。父の寝顔の微笑むさまよ

バカの壁 どやって崩すアラシかな 「コピペアラシ」も普通の問いか?
世界観おなじ地球に住んでいてなんでこんなに違うものかな
あの人もこの人もみな大真面目互いの世界踏み越えられぬ


◇ラサさまへご返歌
浮世風あはれに吹くや枯野原ススキの穂すら月を隠さぬ
静吹く日あはれあはれと風の泣くうずもれたるはもはや枯れ草
一つだけ残った草の棹になり蜻蛉のいつもとまれるを見ゆ

ペンギン星 なんでじさまは死んでった あの星この星 こもりの詩人
次の世にリーカーネション女の子詩人の可愛いあの子になろう
男の子話し相手にゃならんのと娘のそばに母は住みたり
一人でも育てるなんて百苦労四人もいたら四百苦労?
夕飯の終わるそばから皿かだすじっとしてない君に頼りぬ
これもだめあのひともだめそれならばいっそ自分で詩人になろう?
あたしにさ”高尚すぎる”と言った人 パンピー見おろし堕天使となる
おらおらおらあくまの歌を詠んでみろしきそくぜくうくうしきぜしき


◇cupidさまへご返歌
流れゆくこのひとときをサウンドで歌に詠みたり神代の園より
忠告も愛の証かおせっかい焼くも親切見ぬふりよりも
人生を楽しむことを知る日々を幸せなのと想い出つくる
夢の国死ぬまで続く息づく日われを待ちたり懐かしい人
子育てをあなどるなかれつよきひと世間などなどパンピーと呼ぶ
いやはいやはっきり言って当たり前ほんとは言えぬこころのさまよ

ろうろうと歌会初めの歌を聴く あれも歌かと古典をしのび
はれほれはれ・・・あれっていいとこさがしなの?気づかぬ吾の世界の狭さ
人生を何度も生きるそのためにいくつもの人のあらわれゆくかな
裏側に飛ぶもうるわし違う世のタイムスリップ時空スリップ
発達の遅れし脳の違いあり遺伝のせいか病なりしか
心から嫌いと言っても通じない本心だから通じないのか

投稿者 Blue Wind : October 16, 2003 06:15 AM
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