September 20, 2003

悲しくも色のわかれり酔芙蓉朝の白花夕昏の紅

タンポポの可憐に一つ秋の庭アザレアの横小声の春か
悲しくも色のわかれり酔芙蓉朝の白花夕昏の紅
一つずつまた一人ずつ迷路へと一歩すすんで世はめぐりゆく
安らかに眠れる人の幸せを祝福しせる天国のドア
人の死に悲しみ覚ゆ涙いろ祝福の風天に昇りつ
吾子を抱くその一時が母という一人の人に吾を戻しぬ
ヤシ陰でバタイユ読めるひとときをバカンスと呼ぶプールと海と

投稿者 Blue Wind : September 20, 2003 11:08 PM
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