Love Theory

■ ロマンの欠如した恋愛の話

 

結婚が賭けなら、恋愛とは、男女ではこんなにもリスクの違いすぎるリスキーなゲームみたいなものなのかもしれないな。
などとコンテンツのネタを考えながら、せっせと諦めに近い何かを感じ始めているあたし・・・

配偶子?
そこから考えても、男と女は違う。
恋というタームを、動物では発情という言葉に置き換えてしまう。
解りやすい。
メスは、子どもを産まなければならない。
ついでに育てなければならない。
それでいて、すべてのオスが、餌を運んでくれるとは限らない。
そーなると、少なくても、子育てというタームを考えると、餌を運んでくれるオスを選ぶことが、より恋愛にまつわるリスクを減らす効果が高い。
すると、そーいうオスが人気が高いのは当たり前のことなのね・・・

これを人間で考えると、オスの最大の弱点は、自分の遺伝子がその子どもに伝わってるか、常に疑問に晒されなければならない。
となると、多情なメスより、そーじゃないメスをパートナーとして選ぶほうがリスクが少ない。

あまりにも解りやすくて、何をどーやって弁解しようとも、生物学的な行動で恋愛を説明することが可能なくらい、一般的な傾向と合致していることが解る。
リスクという点で、制約された行動なのかもしれないな・・・恋愛とは・・・単に。

恋愛に限らず、結婚したって、子どもを産んで育ててるのはあたしだ。
リスクという点では、いくら餌を運んで来ようとも、やっぱりあたしのほうがデカイ。
恋愛のリスクという点では、どーやってもメスが損に出来てる気がするけど。
その結果、メスはパートナーの選択に関しては、極めて用心深さが要求される。
オスはリスクが少ないために、そーいう意味での用心深さは欠如している反面、いつも競争に晒されているために、いつもバトルが余儀なくされる運命なのね・・・
最終的には、メスが選択する?

なんか、こんなに当たり前のことを、ウダウダとコムズカシク語るというのは、単なる時間の浪費のような気がしてきてしまったけど。
オスとメスでは、自ずと戦略が異なるからなぁ・・・
こーいうのは、自然界のルールなのかもしれないな。

それにしても、恋愛のことを語るのに、なんでこんなにロマンが無いのか、そっちのほうが不思議・・・・かも。

(『屁理屈にっき』 2002/01/02より)

 

 

 


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