Love Theory

■ はじめに

 

まずは、このページを書き始めるにあたり、いろいろな問題に突き当たりました。書き出しをどのようにするか?というシンプルなことから、それを記述的に書いていくか、それとも、メンタリスティックなサウンドで突っ走ってしまうか・・・
そーいうことから考えていたわけです。

★テキストを『愛の解剖学』に限定してしまってよいのか?

簡単に説明すると、私はこのテキストが好きでないのかもしれません。恋愛を求愛行動という視点から書いているからです。つまり、異性のどこに魅力を感じ、恋愛・セックス・結婚・不倫といったことに発展するか?という視点に基づき書かれているからです。
元来、愛にはさまざまな種類があると考えているせいでしょうか、それを限定的に狭めていることは否めません。きちんとした研究に基づいたデータを利用するということは、そういった観察できる範囲内で語られても仕方がないわけで、ここでは「愛」について語っているわけではなく、単に、「恋愛」について語っているわけです。

★お悩み相談と一緒にされるのではないか?

恋愛をテーマにしたサイトはめずらしくありません。恋愛に付随する悩みを素直に語り合っているページは他にいくつもあるでしょう・・・
悩みはいつも似たようなものだと・・私は案外突き放して考えてしまっているせいでしょうか・・そういう「相談」的なトーンが嫌いなのです。
もしも、カール・グラマーへのいちゃもんが自分に跳ね返ってきたらどうしよう・・かとも思ったのですが、実際、彼にいちゃもんつけたいのは自分なのかもしれないし、敢えて、そのような誤解を招きやすいコンテンツを置く必要性はないのではないか?という撞着がつねに存在してしまう所以なのかもしれません。

いずれにせよ、テーマもないサイトです。一人の女性である自分が勝手に書いているだけのサイトです。どのコンテンツも中途半端です。一つを完成してから次のステップへ進んでいくほうがナチュラルなのかもしれませんが、管理は大変だと嘆く一方で、一番恐ろしいのは、自分が飽きてしまうことだと感じてしまいます。
全部を完成させるなんてことは不可能なのかもしれません。どれも中途半端だけど、それなりにタスクとして置いておくことに意義があるのかもしれないと、中途半端な自分という人間を振り返り、やはりサイトは箱庭なのかもしれないと、何となく感じてしまいます・・・

何か考えてそうで、実は何も考えてない・・・
時に屁理屈を並べ、時に詩を詠む・・・
時にテーマはヴァーチャルな世界へ浮遊し、非現実的な仮想空間で遊んでいたりします。それでいて、リアルな空間を描き出していたりする・・・そういうアンバランスな部分が、自分のカラーであり、そのすべてが融合する時、違ったサウンド世界が聴こえて来るのかもしれません。

きっと、このコンテンツは、気まぐれなトーンで書き続けられる気がします。律儀に毎日書きたいとも思わないし、それでいて、天邪鬼は気分で連続して書いてしまうかもしれません。
BBSに連動した日記と、それから切り離されたコンテンツ・・・何の反応がなくても、それなりに書いてみるということも、時に必要なのかもしれません。
とりあえず、何かを書き始めていくうちに、どこかへ進んでしまうのかもしれませんね・・・
そういうゆらゆらしたサウンドは、すでに、私の場合、自分のカラーとなってしまっているのかもしれません・・・

能書きはこの辺で。

 

 
 


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