嫌なことになったなぁ・・・
ようやく落ち着いて、のんびりムードが漂っていたのに。
堅信式からチャリティ・ウォークまで休養期間にしようと思っていただけなのだが、そのように考えるのは私だけではなかったようで、ミサをさぼっているとメールが来る。堅信式は大司教様が来るというので欠席。教会内がすったもんだする原因となった方が祝別にいらっしゃるというのは不思議な世界。
そのためにわざわざ早起きしてお茶を入れに行くのは気が進まない。
会長が頑張ったのかな。偉いな。
チャリティ・ウォーク。
これはもっと気が進まない。
このところ日本人の参加が減ったということが挙げられていたけど、私とて2度と参加しないと思っているのに、他の人に参加を促すなんていう欺瞞は嫌だ。私の場合は、単に、教会の外で寄付を集めろとか、一口1000円と言われたなど、理由は単純。
そこに、寄付先のトップが牛久収容所と生活困難者への支援というのだから、ますますプッツン。
入国管理センターと言えば聞こえはよいが、要するに不法就労者や不法滞在者が収容されている所。
うちの近所のコンビニ強盗の場合、ローソンは東南アジア系窃盗団、ミニストップは中国系窃盗団だそう。以前、当たり屋被害の時は東南アジア系の女性と日本人の暴力団系の人。警察へ行ったから助かった。
それに、普通の外国人は保険証も身分証も持っているし・・・
わたし的には極めて心象が悪いので、不法滞在者への支援などしたくない。
まあ、教会が難民や移民のサポートをするのは当たり前のことだから、そのすべてを否定するわけではないが、役員だからという理由で駆り出されるのは我慢できない。嫌で嫌でたまらないので、やっぱり断ることにした。
そこまでは私の個人的なわがままだし、私の寛容さが足りないせいだ。
そのことを批判されるのは覚悟の上なので大して気にしていなかったが、困ったことに、私が言うことにも一理あるから次回の役員会で議論すると言われてしまった。いい迷惑である。
結局、教会が決めたことだから最低限度の協力をするというのが暗黙の了解となっており、神父様がしていることだからという理由で、皆、不満や疑問を我慢して、結果的に協力者が年々減ってきているのも事実。
でも、根はもっと深く、私が教会へ来る前、牛久収容所に携わっていた人が、神父様からこの件には関与しないように言われたとか、カトリックを離れることにした人たちのことやら、知るほどに嫌になる話が出てくる。
このイベントのサポーターによると、突然、拉致されるように収容された人たちに歯ブラシや上着を寄付している、ということらしいのだが、実際に携わっていた人達によると、歯ブラシやシャンプーなど生活用品は中で支給されるらしいし、国際電話用のテレカなどは高額の上に中で取引に利用されているという話もあり、寄付の明細などお金の管理を日本人に任せてほしい旨、神父様に伝えたところ、関与しないように言われたという。
つまりは、口出ししないで寄付だけしてろ、ということ?
これでは、怒る人がいても無理はないのでは。
そういう裏事情があるから、外で寄付を集めろと言われたりするのかと。教会内で寄付を集めないように言われたのは初めてだし、他の寄付ではありえないことなので不思議だったけど、そういう事情であれば何となく理解できる。
まあ、形式的に最低限度の協力はするけれども、ほんとに形だけだな・・・皆。
国際部主催なので、それはそれで構わないのかもしれないけど、憂鬱な行事。関与するなと言われた人たちと神父様との和解が成立しないことには、意味のない行事だ。
難民よ、いずこ・・・
(列王記上 8. 50)