July 23, 2007

『銀魂3年Z組銀八先生 2』 空知英秋・大崎知仁著

銀魂3年Z組銀八先生 2 (2) (JUMP J BOOKS)/空知 英秋

すみません・・・いったい、この本、なんですか?
娘が読んでいるから漫画かと思ったら小説でした。

おそらくは演劇部で使う本なんだと思うけど、漫画を活字で読むってむちゃくちゃ変な感じ。おちと勢いだけで進んでいき、さらにノリが漫画なので、面白いような気もするし、わかりにくいような気もするし、ひたすら想像力だけで読み進んでいくしかないジャングルのような小説だった。

でも、まんざら嘘っぽくもなく、この前、大阪学芸高校の生徒が1人で73校も合格した記事を読んだけど、学校が受験料を出した上に報奨金まで出して合格実績をアップさせる時代だもの・・・生徒は生徒であり、かつお客さんであり、成績の良い生徒は学校でも予備校でもひっぱりだこ。世の中、受験が絡むと教育も何もないような気がする。教師もサラリーマンだし、合格実績に応じてボーナスの額も違うような気がするのは気のせいだろうか・・・

この本を演劇のネタにして、娘が近頃描く漫画ちっくなイラストの少女はやけに冷たい目をしている。浴衣を着た女の子の絵を見せてくれたが、どうも下品な気がして、なんて言っていいのかわからず「・・・・・」状態になっていたら、無理やり何かを言わせようとするので、観たまんまを答えてやった。すると、これは「ヤクザ少女」だから当たり前だと言う。不良ではなく、「ヤクザ少女」。よーわからん。

そういうのが友達にもウケる時代なのかも。日頃、勉強ばっかりやらされているから、あんなのを描いて皆で喜んでいるのだろうか。空想の世界だから、好きにやってくれ・・・

投稿者 Blue Wind : July 23, 2007 03:24 AM | トラックバック
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