May 15, 2007

ためいきのでてしまう生活

近頃自分でも思うのだけど、何となくためいきをついたり、眼がしょぼしょぼしたり、愚痴っぽくなったり、ついていないと思ったり、不機嫌とまではいかないまでも、どこか不機嫌さを我慢しながら時間だけが経過していくような気がする。おそらくは仕事がいやだと思ったり、辞めたいと思ったり、それでも仕事をしている間はあまりそういうことを考えている余裕もなく、それでいて、何となくためいきが出たりする。

おそらくはいろいろなことを考えるからためいきが出るのでしょうし、それが自分でもどうしてよいのかわからないからまたためいきになるのでしょうし、そういうことが重なるとストレスになるのかもしれないし、時間に追われているうちに一日が終わってしまう。毎日がその繰り返しで、それでいて、案外みんなそんなものかもしれないと思いつつ、それでも世の中はそうやって回っていて、睡眠時間を削ってまで本を読んだり、ブログを書いたり、そうやって自分の時間を持つことでしかそこから抜け出すことができない。

いざお昼休みの短い時間に本屋でまじめに読みたい本を探すと、これがなかなか苦労の種だということに気づく。そうやって探してみると、まるで読みたい本が見つからない。

並んだ文庫をぱらぱらめくりながら、知らない作家の名前をみつけて手に取るが、どうやってもあまり読みたいとは思えない。そうやって本屋に並ぶ中から選べというのはバーゲンでほしくもない服をあさっているような感覚にも似て、つまらないものを買ってしまったと思ってしまう。単に時間つぶしをするのなら、ネットのほうが遥かに面白い。

時間に余裕のない生活は退屈だ。

投稿者 Blue Wind : May 15, 2007 12:45 AM | トラックバック
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