July 17, 2006

水族館と甘味処・・・

また、夢をみた。

今度は、父が無愛想な顔で出てきて、どうやらわたしたちは水族館へ行く途中の、非常に混雑した店に立ち寄ったというシチュエーションらしい。

どう見ても古い水族館にしか見えないのだが、リニューアルしたのか、新しくできたのか、オープンしたばかりでとても混んでいる。その手前にある店は居酒屋のようなしつらえで、右手にカウンターがあり、左手に座敷のようなものがあり、わたしはカウンター越しのメニューからおしるこでも食べようかと思いながら、席が空くのを待っている。父は、空いたカウンターにさっさと座り、注文の品が出てきたとたんに立ち上がり、カウンターに座っていた人たちを誘って、みんなで座敷のほうに移動してしまった。

その人たちをよく見ると、どの人たちも年寄りばかりで、もともと父の知り合いだったのか、それとも旅は道連れ風に盛り上がっているのか知らないけれども、年寄りが集まって盛り上がっているので放っておくことにした。カウンターに誰もいなくなったので娘と一緒に座り、店の人と会話する。世間話風に、整形外科の引越しが終わりすでに水族館のほうでやっているという話を、店員がしてくれた。

その辺で目が覚めたのだけど・・・
目が覚めたとたんに考えたのは、父と一緒にいた一団のことである。

なんか、こう、リアルで、どの人も元気なお年寄りで暇をもてあましている風で、気がつけば座を囲んで盛り上がっている。わたしの意識の中では、父と娘と3人で水族館へ行く予定なのだが、父は途中で気が変わったのか、年寄りの中に混じっており、もしかすると彼らはその整形外科へ通院している人たちなのかもしれないし、そのほうが現実味がある。

なんか、こう、がっくりして、一生懸命に設備を整え、綺麗な待合をつくり、どうせ自分が働くのならおしゃれな空間を・・・・・イメージしていたのに、もしかすると、暇な年寄りばかりが集まってくるのだろうかと思ったら、急に疲れが・・・

しかも年寄りはカウンターよりも座敷のほうにがやがや集まりたがり、わたしなんかの感性だと、プライバシー重視というか、隣に知らない人が座っているのはどうも気が進まないのだけれども、あのがちゃがちゃした一団をイメージすると、急にやる気が失せてくる。

年寄り以外には、子どもとか?
そうなると、たいへんだ・・・小児科の待合室はたいへん。子どもばっかりわさわさとぐずって泣いて嫌がって、走り回って感染しまくって・・・母親はどこかヒステリックな不安顔。

なんか、こうね・・・夢を描くのは自由だけど、現実を考えろ、という父の警告なのだろうか。ブティックよりも居酒屋をイメージしたほうが現実味があるのかもしれない。

水族館と甘味処・・・
なんかね、リアルだ。
疾病率と罹患率を考えると、子どもと年寄りが圧倒的に高い。元気な人に医者は要らない。

投稿者 Blue Wind : July 17, 2006 02:46 AM | トラックバック
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