February 20, 2006

【今日の短歌】 一日が終わりゆくのがはやすぎる。時は不平等、時計は平等。

新聞の購読決めて古雑誌燃えるゴミの日まとめて捨てる
資源なき国だというがこんなにも重たいゴミを日々捨てに行く
自動車でゴミを捨てゆきなんとなく冷たい視線浴びるここちす
夜のみち犬連れあるく人影に不意打ちのごと射すくめられる
もうすでに飽きてしまったオリンピア。「ワールドカップ」と新聞屋言う。

聖書とは毒矢のようにわが舌をきつくもしたりあな不思議かな
ふつふつと泡立ちゆかば空のいろ朝な夕なとうつろいつ、雲

一日が終わりゆくのがはやすぎる。時は不平等、時計は平等。

投稿者 Blue Wind : February 20, 2006 01:44 AM | トラックバック
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