February 01, 2006

ゆとりのあった一日

久しぶりに娘とスーパーへ行く。
このところずっと学校から塾への直行便だったために、何となく学校帰りの娘を連れて買い物へ行くというのも懐かしい。それだけでどこか解放感が広がる。その後にのんびり100円ショップへ行き、毛糸や小物を仕入れた。

娘がマフラーをしている。文字通り、”手編み”。本当に手だけで編んだ・・・

その毛糸をどこで買ったのか訊いたら、100均(100円ショップの略)で買ったと言うので、ついでに生まれる子犬のためにおくるみでも編もうと思って買いに行った。

糸が太い。
驚く・・・
100均で売っている毛糸は驚くほど糸が太い。専用の編み棒まで売っている。

迷った末、娘が適当に選んだ毛糸で編み始めた。あっという間に1玉が消える。1玉でこれしかないのか・・・と思うくらい寂しい。気がつけば5玉を消費している。糸が太いので、おくるみというよりも玄関マットに近い雰囲気。しかも、かぎ針のほうを使ったため、さらに分厚い。いっそのことおざぶにしてしまおうかと思うくらいだ。

しかも、細いあみ針とは違い、やたらと太いので案外力が要る。たこができそう。それでもあっという間に完成しそう・・・にもかかわらず、問題は買い占めてきたのはいいが、全部で13玉しかないため、どの程度の大きさまで対応できるか今の時点ではわからないし、糸がなくなったら終わり。困った。編みながら考えるしかない。ハラハラドキドキ。中央パーツを完成し、今、側面に取り掛かったところ。

***

ゆとり教育。

何となく反対だったのだけど、徒競走などの競技が消え、運動会は面白味も薄くなり、その代わり、なわとびを一生懸命に練習している子たちのことを想うと、それはそれでよいことのような気がしてくる。

なわとびは競技ではないけれども、自己ベストの世界。ようやく2重飛びが6回続けてできた、とかね・・・娘のレベルはその程度なんだけど、個人差があるせいか、おおげさな言い方をすれば、自己記録更新の世界。みんなで競争するというより、励ましあって、たかがなわとび、されどなわとび。

***

教師。

6年になって知ったのだが、娘の担任の先生は元マラソン・ランナー。折りしも塾の先生はサッカー選手。

担任の先生は、それまで音楽の先生だとばかり思っていた。イメージが狂う。塾の先生は声だけ聞いているときには、おとなしい、なよなよした先生なのかと思っていた。ところが面談で出かけて行ったら、いきなり坊主頭なので「ぎょえっ」となった。イメージが違う。娘に訊いたら、昔、ブラジルにサッカー留学していたらしく、今でも趣味でサッカーをしているから、らしい。ダンナが言うには、ブラジル人の選手には坊主が多いそう。

年齢が前後しても、わたしと年の頃は同じくらいだろう。そういうバブリーな時代に教師になるというのは、そういう人たちなのかもしれないと何となく納得した。好きなことできたからねー、あの頃は。フリーターというのもその頃に出没した言葉だし、一生フリーターでも困らないと誰しも信じていた。

で、教師になったり、塾に勤めたり・・・
子ども相手の仕事のほうが夢があって楽しいのだろう。(と勝手に思った)

投稿者 Blue Wind : February 1, 2006 02:54 AM | トラックバック
コメント
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?