January 15, 2006

長寿国の悩み?

今頃になって医療事務のインターネット講座の受講証が届くらしい。
たしか去年の暮れに申し込んだはず。もう忘れてた・・・(こらっ)
まあ、せっかくお金を払ったのだから、気長に・・・やろう。

人を雇うとやりくりが大変になるから、その分わたしがやろうと思っただけなんだけど、基本的にうちのダンナは、奥さんには子育てを最優先にしてほしいという性格の人なので、備えあれば憂えなし、みたいなところだろうか。わたしが専業主婦にもかかわらず、あちらは家事や育児までやっている。好きなんだろうな・・・その手のことが。今の時代、案外そういう人が多いことに気づく。

おそらくは外で分刻みで働いているせいか、家で何もしないでぼぉ〜っとしているのがイヤなのだろう。わたしみたいに家で時間を気にせずに生きていると、とてもじゃないけどあくせくできない。ぼぉ〜っとしているうちに朝が来た、みたいな世界。

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ハルさんのところで、「出産費用が無料。」 という記事を読む。
近頃、産科や小児科になりたがる医者が減り、小児科の保険点数が上がることは知っているけど、出産の費用が無料になることは知らなかった。この前ラジオで、どこかの企業で3人目からの出産に祝い金100万円を支給すると言っていたし、そうやって社会的なバックアップがないと子どもの数が増えない時代なのかも。

それとね・・・子どもの数が多いと、正直、相続や親の世話のことでも年中トラブルだらけだし、昔はひとりっこは損と言われていたけど、今はひとりのほうが気楽という人が多い。

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猪口さんが大臣になった時、明らかに「女性も家事や育児から解放されて」というタイプの人だったので、いささかひいてしまったことを覚えている。逆だから。つまり、家事や育児こそ男女共同でやらなければならない作業であり、重要な仕事。家事はともかく育児に関しては強くそのように感じる。父親には父親の役割があり、母親には母親の役割がある、とすら感じる。

そういうのは性差別ではなく、男は子どもが産めないし、メンタリスティックな部分でもかなり異なる。父性と母性が異なる以上それぞれに違った役割が存在するのは当然。そういうのは物理的な出来事よりも、子どもに対する接し方というか、影響の与え方というか、存在する意義が最初から違うのだろう。

で、父親も母親も育児や家事から解放されたとして、家の中には誰がいるのだろう?

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が、しかし・・・
もっともっと若かった時代の頃を振り返ると、若く結婚するのは損に思えたこともある。

だって、皆が自分の好きなことをやって、蝶よ花よファッションよショッピングよ旅行よetc.と浮かれている頃に子育てをしなければならないというのはそれだけで損な気持ちになってしまっても無理はない。独身時代は気楽だけど、結婚するとたちまち所帯の苦労が待っている。恋愛はふたりの世界だけど結婚となるととたんに外界がやかましくなる。

あえて、楽しいはずの年頃にそんな苦労をしたくないと思うほうが普通だ。それに、実際問題若いうちはお金がない。親から独立してやりくりするだけでも大変なのに、子どもを産んで育てるにはそれなりにお金が要る。

あえて親に何かしてもらうと、独立した気がしない。(つまり、嫁姑の苦労が待っている・・?)

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少子化、か。
なんかね・・・貧乏な国は放っておいてもどんどん子どもが増えるのに、なんで裕福な国は子どもの数が少ないんだろう?

姑さん曰く、子どもがどんどん死ぬかららしい。
おそろしい・・・

投稿者 Blue Wind : January 15, 2006 03:10 AM | トラックバック
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