January 08, 2006

思惑と情勢変化

このところ、つくばを離れ、あちこちを回っている。大抵は、ランチはマック。マックだけはローカルなエリアを回っていても必ず存在する。コンビニとマックは今やどこにである。

若いっていいよな、って思う。どこに若さの基準があるかというと、赤ちゃんを連れた母親を見たときかもしれない。大抵はかたまって存在している。わが家の近所も一斉に家が建ったから、案外同い年くらいの子どもたちがたくさんいる。そうなると幼稚園から今日に至るまで子どもが一斉に成長してしまうため、また街の雰囲気が変化し始める。

TXが開通したから、あるいは常磐線に新しい駅ができたからという理由でその辺も見ているけど、実際には駅前は駐車場かマンション群。正直な感性としては、発展の方向性が違うような気がする。

国勢調査や不動産の情報を頼りに人口が増加している地域や分譲宅地が次から次へと売れる地域へ行く。茨城は工業団地が多く、大抵はその近所。一時期のリストラの話は消え、企業が良くなったせいかどんどん人が増える。このため、宅地を販売するとあっという間に売れてしまうらしい。

大抵は駅からも遠い。
駅から遠くて交通が不便で土地が安い。そういう悪条件があるから企業がやってくる。そして、その周辺が拓けてくる。職住接近のほうがいいに決まっているし、人が増えればショッピング・センターができ、その周辺が商業地域に変貌していく。

それにひきかえ、一体開発の地域はいまだに換地も終わっていない。出店は決まっているけど、企業も赤字になるため店を出さない。あいかわらず閑散とした空気の中で土地の価格だけが高騰している。土地が高くなると売れない。悪循環。

こうさ・・・計画やら図面で考えてもダメなんだよね。人が動かないと。人が動くためには動きやすさが大切で、動くところは企業や公社の思惑の外でどんどん動いている。

やっぱ、自分の足で行ってみて歩いてみて、いろんな人たちと話してみないとわからない。

投稿者 Blue Wind : January 8, 2006 03:32 PM | トラックバック
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