December 04, 2005

三味線男

近頃、わたしは次第にあらゆることがどうでもいいような気分に陥っている。その理由の一つは三味線男。

三味線男というネーミングはわたしが勝手につけたもの。実際には見たことはない。近所の公園で三味線の練習をしているらしい。まあ、貯水池を背景に公園でまじめに三味線の練習をしているのを見て、勝手におちびが憧れている。

なんか、次第に夢も希望も消えて行った。

S君の場合はまだましだった。おちびの初恋。で、数年の月日が流れ、今度は三味線男。ぐわっ。

娘の親友の好きな人はカメラマンのあひるさん。本名は知らない。

わたしのため息をよそに、ダンナはけらけら喜んでいる。

「案外、いいやつかもしれないよ?」(うひゃひゃ←という具合)

なんて言ったらいいのかわからない。そこでその話を姑さんにしたら、彼女もけらけら喜んでいる。なんて言ったらいいのだろう。次第に姑さんの気持ちがわかりつつある今日この頃。一生懸命に子どもを育て、子どものためにと働き、・・・・・・・いざ結婚というか、蓋をあけると?

何が気に入らないというわけではない。ただなんというか、わたしの苦労が三味線男とその子孫へ、と思うとなんか悔しくなる。ましてや大事な一人娘・・・そういうことを想い描くと次第にあらゆることが虚しい気分になる。

そこで、わたしは三味線男と同居するくらいなら老後はひとりでオト・マリと暮らしているほうがましだという気分に陥る。ところがどうだろう。マリが生理になり、犬の生理なんてまるで知らないから慌てたら、今度はオトが発情し、マリの後をつけまわしている。いくら本能とはいえ、あまりにも露骨。そうなると、わたしの傍には来ない。

なんか、犬にも裏切られた気分。

オトがうるさいから、マリをケージに入れた。・・・・・・完璧箱入り娘。語源を知る。

投稿者 Blue Wind : December 4, 2005 12:04 AM | トラックバック
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