September 12, 2005

基地ののっとり?

map

さて、上の地図は何の航空路でしょう?
百里基地なんて言っても知らないよね。わたしもまるで知らなかった。それなんて読むの?みたいな程度です。

小川町WEB

今回の知事選挙で百里(ひゃくり)基地の民間利用ということが地味ながらも争点となり、橋本知事は再選を果たしてしまいました。なんせおっそろしいほど借金が増えているのもたしかだし、那珂湊港の建設になんであんなにお金がかかるのさ、とか、百里基地の民間利用って何さ、など、もともと茨城のことには興味がなかったせいか、今頃になっていろいろ知る。

茨城ってリッチなのよね。実はこんなに田舎なのに全国で財政力は第9位。都会じゃないんですよ?大都市があるわけでもないんですよ?たしかに米どころではあるし、海の幸も豊富だし、鹿島臨海工業地帯もあるし、東海村には原発もあるし、美浦村にはトレセンもあり、牧場も多く、それなりにあらゆる産業が集まっているのかもしれないですね。

当然反対している人たちもいます。

百里基地反対運動

最高裁でまで争われた経緯が書かれています。

まあ、航空訓練が豪勢に行われているそうなので、その騒音たるや大変なものでしょう。でも、写真を眺めるとプラモデルが飛んでいるみたいでかっこいい。わが家からなら1時間くらいで行けそうなので、一度行って本物を見てみたい。

百里基地ガイド
Gallery Eagle

戦争には反対だけど、茨城空港ができることには反対しないというのはムシがよいのだろうか。

結局、サイエンスを戦争に使うか平和利用するか、ってことのような気がすることがある。それと同時に今は戦闘機が飛ぶ基地だけど、そのうち利用者が増え、民間機が中心になっていく、というのが理想。まあ、ローカルなので恐ろしいほど増えるとは思えないけど。

それでも、だるだるの渋滞を我慢して羽田まで1時間半のシャトルバスを利用するより、家からサンダルを引っ掛けて百里へ行く方がいい。駐車場もタダで用意してくれるというし、今はマニアだけが撮影に行くだけだけど、大きな公園ができればのんびり自衛隊の演習を眺めながらピクニックとかね・・・つくばのような科学都市に住んでいると、そういうことに対する違和感がまるで湧かない。ロケットを眺めながら、ショッピングするような土地柄だからかもしれない。

スーパーにいつの間にか茨城産のみずなが並ぶようになり、牛すじが売られるようになり、いかに関西人が多いかわかる。そういう土地柄ゆえ、札幌、大阪、福岡、那覇への便が一日24便計画されているそう。県内の学校の修学旅行でも利用されるとか。地元のバックアップって大きい。

つくばセンターへの無料シャトルバスも増発され、どんどん便利になる。自己中にはうれしい茨城です。(ただし、茨城のイメージというのが水戸の偕楽園とか、袋田の滝とか? 行ったことないってば〜、県民だけど)

投稿者 Blue Wind : September 12, 2005 11:49 PM | トラックバック
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