July 29, 2005

学園ドラマ

気のせいかもしれないけど、近頃、学園ドラマが多い。娘やダンナが観ているせいだろうか。

わたしはドラマのストーリーにはあまり興味はない。大抵は、誰かが退学になったりなりそうだったり、あれこれ問題が発生したり、友達がどうたらこうたらとか、パターンがある。どうにもならないような子どもたちが立ち直るという筋書きも多い。ほかにネタがないのだろうかと思うけど、まるで時代劇のように定番がある。

それでいて、ドラマの中の教師のタイプを観察し比較するのは面白い。

わたしが子どもの頃にもこの手のドラマは多かった。サッカー部だったり柔道部だったり、そのうち金八先生やスクール・ウォーズ。大抵は、こんな先生がいたらいいな、というドラマだった。それがどんどんエスカレートし、やたらと破天荒な先生や女の先生。ものわかりのよい先生もいれば、とんでもない先生もいる。近頃、娘が観ているのは、女王様のような教師。言うことをきかない生徒や成績の悪い生徒は代表委員(雑用係)になる。

こんな先生がいたらいいな、という時代は終わったのだろうか。

ドラマの中で、悪役は大人たち。悪とは受験。先生はステレオタイプ。強い保護者。そこに生徒のために戦う先生。それがさらに進むと、権力者としての教師。抑圧される生徒。権力に媚を売るか友情をとるか。

時代劇なんだよね・・・「現代版の時代劇=学園ドラマ」みたい。

学校というのがそんな感じだから、何も変わらないのかもしれない。

校則は厳しかったかもしれないけど、権力志向のないところ。どこがとは言わないが・・・まるで違う世界。おそらくはルールも人間関係も何もかも違うのかもしれない。

ところで、なんであんなドラマばかり流行るんだろう・・・
そっちのほうが変だ。なんか感性が合わない・・・

投稿者 Blue Wind : July 29, 2005 10:31 PM | トラックバック
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