July 22, 2005

学校選び

学校選びって難しい。中途半端に近いとスクールバスが出ないし、遠ければ通学が大変だし、都会のように散歩をすれば地下鉄・バスに突き当たるという世界ではないために、足の確保は案外重要なポイント。

このためとうとう娘の小学校は1年生だけ帰りはバスが出るようになってしまった。普通の公立の小学校なんだけど。わずかなことで子どもの安全か図れるのならそっちのほうがよいに決まっている。

娘が絶交していた友達と仲直りした。にもかかわらず、わたしは結局娘の送迎に明け暮れている。だったらほかの学年にもスクールバスを・・・って思っているうちに卒業になってしまう。

ほかの人たちがどうしているかというと、中学生以上の通学の足は自転車が多い。高校生くらいになるとフットワークが軽いから毎日おそろしいほど乗ってもへいちゃらなんだろうな。それはよいことだと思う反面、女の子は親が毎日送迎しているということもめずらしくない。世の中変な人も多いし・・・

今日から塾の夏期講習が始まり、朝早いのでダンナに娘を送って行ってもらった。ところが通常なら20分の往復送迎が朝の渋滞に巻き込まれ50分掛ってしまったらしく、明日からはわたしが送迎しなければならないことになった。職場まで5分で行くところが50分になったらそりゃ怒っても無理はないかと。

こんなことでは塾より遠い中学ではスクールバスがないと無理だ。それかえっちらおっちら自転車で娘を通学させるとか? 健康のためにはそれも悪くないような気がするけど、こんな時代だからそれも心配だ。

つくばエキスプレスが開通し、たしかに秋葉原までは45分で行くのかもしれないけど、本数が少なすぎる。他県の学校へ通学させることを考えた場合、6時34分か、54分の電車に乗らなければならない。乗り換えや駅からの距離を考えるとおっそろしいほど時間が掛る。それもバカらしい。今、指定校推薦というのが増えて、わざわざ大学の付属へ行かなくてもどこかへ推薦で入れる仕組みらしく、ますます遠くへ通学させる意味がない。

受かったらわたしが送迎するしかないとなると、ますます不安になるらしい・・・うちのダンナは。わたしが朝寝ていたら娘が学校へ行けなくなる。親のせいで娘が遅刻するっていうのも情けない。なんせ6年間ですからね・・・本人が病気というのなら仕方がないけど、親が病気で学校へ行けません、なんて理屈が通るわけがない。

周囲を見ていると、子どもが大学へ行くようになっても親が駅まで送迎していることもめずらしくない。つくばエキスプレスが開通すればそれもずいぶん緩和される可能性もあるけど、それ以前には土浦や荒川沖までえっちらおっちら親が送迎していたんだから、それを考えるとすごすぎる。

現実を重視しなければ・・・
どうしてこの辺に寮のある学校が多いのかようやく理解できた気がする。家から近くても足がなければ寮に住むしかない。とりあえずスクールバスが充実した学校でないと無理かもしれない。選択の基準がどうも都会とは違うような気がする。

投稿者 Blue Wind : July 22, 2005 12:14 AM | トラックバック
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