昨日初めてエキサイトの社長のブログを読んでしまった。アメブロからエキサイトへは文字化けしてしまいトラバれないので、あえてリンクは貼らないけれども、エキサイトのブログのトップページへ行けば誰でもたどりつける。
その中で面白かったのは、新聞掲載された記事。いや、そうではなく新聞に発表した記事をブログに掲載してあった。
こーね・・・・何と言いますか、わたしは日頃あまりテレビも雑誌も見ない。出版業界とIT関連企業がどういう関係にあるのかなんてことはまったく知らない。ただ、ネットをしているうちに、その手の雰囲気が雨漏りした屋根から落ちてくる雨粒のように降ってくるだけ。いくつかブログ・サーバの比較を眺めているうちに、ブログを有料で本にしてくれるサーバもあるし、アメブロみたいに賞金を出すところもあるし、おそらくはオフィーシャルなブログの見解が社説みたいなものなのかもしれないと何となく感じた。
その中で、ある雑誌社から毎月使われるネタが50あれば落とすネタが100くらいあるので、落ちネタをエキサイトに提供するという申し出があり、それをエキサイトがお断りしたという話があった。ネットはたしかに変なネタが多いような気がするけど、それはそういうことだったのかと何となく気づく。そういうネタが好きな人は好きだろうし、興味のない人も多い。それより、ユーザがテレビを観ながら記事を書いているのを眺めるだけでも結構飽和状態だし、コンテンツって個人で簡単につくれるし・・・エキサイトがわざわざ配信するほどのネタでもないのだろう。
結局、考え方なんだろうな。
アフィリエイトに力を入れて、書評を書いて本を売る、というのも一つのキャッチフレーズなのかもしれない。
が、しかし・・・・
本を買う人としては、わたしは自分がババアになったせいか、非常に本屋には不満である。冊数が多い割には、何となく貧弱さを感じてしまう。本屋もスーパーマーケットみたいなものだから仕方がないのかも。鮮度と価格、品揃えの多様性、売れ筋を置く。それよりも雑誌がだんだんネットに近くなっていくことのほうが不思議だ。
ある意味、それも仕方ないのかもしれない。
一昔前だったら、旅先の宿を決めるのでも雑誌が重要だった気がするけど、今はどちらかというとネットで予約するせいか利用者からの情報が決め手になったりする。それがまた本当にそのとおりと思うことのほうが多いし、ある意味本音で書かれているから役に立つ情報も多い。それと情報や紹介の数量という点でもネットのほうが強い。それでもガイドブックは買うが・・・
それにしてもモーリヤック著作集のこの値段の高さ。一冊4200円(税込み)。しかも6冊セット。まあ、こんなのを買うのはよっぽど好きな人か、図書館や大学、研究者ってところなんだろう。最初から売れなくてもかまわないのかもしれない。なぜなら、春秋社創業80周年の記念復刊だそうで・・・
せっかく本でものんびり読める頃にはこの始末。
学生時代、未読で終わったパスカルでも読むか・・・あーあ。