July 15, 2005

【今日の短歌】 芝草を光のなかにふりおとす微塵の朝のすみわたる空

芝草を光のなかにふりおとす微塵の朝はすみわたる空
竹箒芝生のうえを走らせば微塵の小山風吹きやらぬと
金色の蜂の巣のあと集まりぬ昨日の蜂のしつこくも見ゆ
蜂さえも恐れない吾いつのまに庭仕事する手荒れに気づく
ペンだこの消えた指先箒だこ薬指なぜ?押し出す視線

夜明けすら待つもどかしさぱらぱらとミモザから降る雫にぬれる

投稿者 Blue Wind : July 15, 2005 09:33 AM | トラックバック
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