芝草を光のなかにふりおとす微塵の朝はすみわたる空 竹箒芝生のうえを走らせば微塵の小山風吹きやらぬと 金色の蜂の巣のあと集まりぬ昨日の蜂のしつこくも見ゆ 蜂さえも恐れない吾いつのまに庭仕事する手荒れに気づく ペンだこの消えた指先箒だこ薬指なぜ?押し出す視線
夜明けすら待つもどかしさぱらぱらとミモザから降る雫にぬれる