June 29, 2005

【短歌】 今夜には酔っ払う数増えたれば不機嫌な顔したるわれかな

愛の冷えるような感覚は、このだるだる感かもしれない。友が困っていれば、とか、友が悩んでいれば、とか、何かその手の類のことが発生しているならば行って慰めてあげなさい、とかね・・・あるいは友でなくても。それを実践しようとすれば、世の中は不幸の海であることに気づくだけであり、もはやわたしは誰かに癒しを求められるのがいやなのである。そのくせ、ちょっとした小さな友の言葉に救われたりして、偉いなーと感心することも多い。


友情を社会に替えて託しては1+1が友の輪となり
地球上人口の和の増えゆけど輪になる前に不和は広がり
ふわふわと死んでも逢えるいのちなら数えてむなし息というもの
今夜には酔っ払う数増えたれば不機嫌な顔したるわれかな
友情に総和があれば愛情に足して欠けたる天秤のごと

投稿者 Blue Wind : June 29, 2005 08:07 AM | トラックバック
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