June 01, 2005

病床はミステリアス

こうやって駄文を書いていると、どうして少子化が進むのかわかるよね・・・少なくても、子どもを産んだからといって子どもが成長してしまえば姥捨て現象すら発生してしまう。老後の生き甲斐とか、空の巣症候群とか、その他諸々育児を促進させる世の中ではない。だったら自分で働いて・・・となるほうが普通だ。

嫁さんにしてみれば姑の苦労は嫌だし、姑さんにしてみれば嫁の世話にはなりたくない。それとうまく説明できないけど、自分の子は自分で育てたいというのも人情で、それでいて保育所のほうが人間関係がさっぱりしているもの。彼女の孫なのか、私の子なのか、でドンパチすることもないし・・・それでいて、高い。保育料だってバカにできない。親の世話から子どもの世話まで全部他人に任せると恐ろしいほど金が掛ってしまう。せめて年金やら介護保険があるから救われる。それが現実だよな。

そういうのを眺めていて、誰が結婚したくなるだろう?だから結婚はどんどん遅くなる。結婚しないほうがちやほやされる。仕事が面白くなればそのほうがいいかもしれないし、それでいていき遅れのレッテルが貼られ、内心はじわじわあせり出すのが30代なのかも。さらにそれを通過して40代になる頃には60歳になったら結婚しようとかね・・・わけわからん。

ふふん!

終わったな。
わたしの場合、その手の社会的杞憂はすでに終わっている。
あれこれ考える間もなくパタパタといろいろな苦労がやって来る。それでも終わってしまえば誰でもやっていることで、わたしなどは昔に比べればはるかに苦労が少ない部類に入るだろう。

結婚しないで恋愛だの不倫だの?

ふふん!

バカバカしい。あんなのは遊び。若い頃には理解できなかった”遊び”という言葉。男に騙されて〜、っとか?あーバカバカしい。女がバカなのよ。あっさり語れば。女がバカなのである。

その理由は・・・・・老人病院を歩けばわかるだろう。どんなに立派な人でも老いぼれてしまえばただの屍。それが現実。体は弱り、自分では何もできなくなる。

最期には家族。

そのことに気づき出すと、老いてから何かを探そうとする人たちもいれば、神さまへの感謝のうちに亡くなる人たちもいる。

人に期待すれば裏切られるけど、神さまは裏切らない。

やっぱ、生きているからいろいろなわけで、それぞれに人生があるから。生活やら都合やらその他諸々いろいろなことがあり、それが生きるということであり、自分もまたそうやって自分の生活や都合を優先させながら生きている。それが普通。いざ死にますよ〜ってなっても病院というところはそういう人はめずらしくなく、特に死ぬからといって特別扱いしてくれるわけでもない。いくらお金を使っても死ぬ時には死んでしまう。愛想笑いをしようと思っても目を開くことも苦しいかもしれない。

それでいて、末期癌なのに自然治癒してしまった患者さまがいるらしい・・・・めったにないけど、そういうこともあるんだなーと。ダンナの語る話だから本当なんだろう。あの人はその手のことはまるで信じていない人なので。

ほんといろいろだ。

いつかは死んじゃうんだから・・・って締め括ろうと思うと、末期癌なのにケロッと何もしないで治った人のお話が舞い込む。なんかね・・・・わからん。

投稿者 Blue Wind : June 1, 2005 11:09 PM | トラックバック
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