昨日、ペットショップから連絡があり、子犬を見に行ってきた。
去年の暮れ、原因不明の感染症で死んだマリちゃんの代わりの犬。
ミエルではない。
ミエルは先月母の誕生日に連絡がありペットショップへ見に行き、わが家に来ることに決まったのに、その数日後1回目のワクチンを接種した後、急に具合が悪くなり、結局、ペットショップからそのまま里親のところに戻ることになったらしい。
マリちゃんの時のことがあるので、ペットショップといろいろ話し合い、今度はワクチンが3回終わった犬を引き取ることにした。ミエルが元気になれば・・・と思っていたら、ダンナが怒るのでその話はボツ。元気でないと育てられないから、というのが怒りの理由。
そりゃそうかもしれない。
少なくともマリちゃんの時には、来て3日目から具合が悪くなり、朝から晩まで看病し、毎日のように医者へ連れて行き、それでも良くならないので、インターフェロンを投与するために入院。そして、死んだ。
もう、あの時のことを考えたら、ショックが大きくて・・・
生後2ヶ月。まだ赤ちゃん。体重も850グラム。それが食欲が落ちて、700グラムに衰弱。そして、動物病院での知らせを受けて自宅で最期を迎えることに。そして、わたしの誕生日の翌日、ダンナに抱っこされたまま心臓が停止した。
かわいそうで、かわいそうで。
まだ赤ちゃんだったのに。
家にいた時間は短かったけど、情が違う。
すっかりわが家の子になっていた。
マリちゃんは、骨になり、庭に散骨。
小さくてほとんど残っていなかった骨は、あっという間に土に戻る。
このため、ミエルの状態が悪化したという連絡が入った時、うちのダンナは冷たかった。話を伝えると急に怒り出し、自分でペットショップに電話。ミエルに対しては、どうも最初から気に入ってなかったらしく、今ちょうど別のペットショップにダンナのお気に入りのメスのミニチュア・ピンシャがいるので、そっちにしようかと迷っていた。
相性ってあるからね・・・
マリちゃんが可愛かったからマリちゃんはうちの子だったわけで、いきなりほかの犬というわけにもいかないのかもしれない。わたしは、娘がミエルにすると言っていたので、どちらでも。
というわけで、昨日の晩、案外おそるおそる見に行った。今回は断れないから・・・すでにワクチンを3回受けているし、ペットショップも半年かけて探してきた子犬だし、さすがに。ミニピンは可愛い子はすごく可愛いし、可愛くない子は極端に可愛くない(ような気がする)。
正直、新しい子犬の顔を見て、ホッとした。
可愛い。
ダンナも気に入ったらしい。(←ここが一番大事)
わたしはね、案外、どんな犬でもかまわない。相性も何もない。へちゃな犬でも飼っているうちに情が湧く。オトくんもダンナが気に入って連れてきたけど、わたしは犬を飼いたくなかったのでずっと反対していた。いざ飼い始めると、わたしに一番なついている。
そんなもんさな。
名前を考えないとダメなんだけど、悩んでいる。今度は丈夫に育つように強い名前にするべきだろうか。マリちゃんの時は、「マリア・アンジェラ」と付けたから、すぐに昇天してしまったとダンナが言う。それでいて、ミエルの時には、「熊」とか「龍」と付けろという具合。(ふざけとんのか、あのおやじ!)
で、結局、迷っている。
そしたら、「また、マリアって付けようか?」とダンナが言う。
・・・・・・・絶句。
返すことばもなかったね。
なんなんだ、この待遇の差は。
家に来てから考えるか・・・もしかすると、本当にまたマリアになるかもしれないし・・・ただし、マリア・アンジェラではない。
投稿者 Blue Wind : May 12, 2005 01:03 PM | トラックバック