March 22, 2005

ブログは書くもの

百聞は一見にしかずというくらいだから、わたしはいつも思うのです・・・活字中毒者って何なのかなって・・・短歌でも他人の歌を読むより自分で詠むほうが遥かに面白いし、旅もうだうだ考える前に飛行機に乗ってしまえって思う。

コンサート情報、映画情報を眺めるより、不意に飛び込んでみるのも楽しい。チケットがないって? それがどういうわけか大丈夫なのよね・・・ダフ屋は禁止しているけど、当日どうしても来れなくなってしまった友達の分のチケットを売っている子もいるし、当日券というのも結構あったりするから無理に前売りにこだわる必要もない。

洋服も本もCDも、そう。その時の気分で、偶然というものに惹かれながらゲットするほうが情報誌や雑誌を眺めるより遥かに楽しい。恋愛小説を100冊読むより、自分で恋愛しているほうが遥かに実があるような気がするんだけど、どうも世の中考えすぎや妄想癖がちまたに蔓延し、いざそういうノウハウが実践で何も役に立たないことに気が付かない人たちが多い。

それにしても、男の2人連れというのは気持ち悪い。仕事とかたまに出くわしたとか、そういうニュアンスならともかく旅は道連れとばかりに男同士で旅している人間を見ると、わたしはついせせら笑う悪い癖がある。いっそのことホモならまだ許せる。

ブログもそうかな・・・あれこれ考える前にとりあえずつくってから考えても遅くはない。近頃、ブログのためのノウハウ書も売っているらしく、あんなもん買うより自分でつくれって思うわたしはすごくまともだ。

不意にネットを始めて、試行錯誤と知識のなさとジャンキーの襲来にはいささか苦労した観はあるものの、結局、全部ネタにして自分のネタのなさを武器にしてしまった。つまり、わたしが知らないことはほかにも知らない人がいるということだろうし、タグ一つにしてもソースの見方にしても知らない人はいまだに知らないわけだし、それとてわたしは自分でプログラムが書けるほどの知識はないけど、今のところ何も困っていないみたい。

一生懸命に日記を書くより、ある日BBSに酷い荒らしが登場し、そうなると日記のヒット数が20〜40でもどういうわけか600以上のアクセスがあったり・・・つまり、荒らしさまのおかげでBBS見物者が増え、わたしが無理に苦労しなくても自動的にアクセス数はうなぎのぼりだった。なんなんだ・・・この世界。

それでも、それを放置しておくわけにはいかないので、せっせと荒らしを削除することがサイトの更新だったりして・・・それはそれで非常につまらなかった。(当たり前か・・)

ちょっとこのところのアクセス数を眺めると、ちまちまおちびのことを書いたほうがアクセス数が伸びる。一つには、書いちまうと自分がすっきりするということもあるし、いくつかの視点からちまちま書き直すとそれはそれでフィードバックもあるし、さらに自分の気が付かない盲点というか、「あ、なんだ、そういうことだったのか」みたいな感じで、自分的には書いてすっきりする上にコメントもらってもっとすっきりみたいな調子で、ブログって値打ちあるなーと感じた。

読者?

読者って何なのかな・・・わからないです。ジャンルを決める際も、どうして「本・書評」にしたかと言えば、「詩・小説」みたいなジャンルが無かったからだし、テーマを固定してしまうと来訪者のニーズを考えるようになるから自分がつまらない。ただ、来訪者のニーズという点で、このジャンルに居座ることの値打ちは、駄文が長くても文句言われないことかな・・・

近頃の教育の変化の影響か、うちの娘でもまったく活字に興味無さそうなところがあるし、そうなるとひたすらビジュアル的な刺激のほうが面白いらしい。文字を眺めなくても画像を眺めているだけである種の情報がゲットできることを楽しんでいるようでもあるし、そうなるとせっかく駄文を書いてもつまらない。

だったら最初から活字を読め、というスタンスのこのジャンルのほうが気楽だ。

投稿者 Blue Wind : March 22, 2005 01:32 AM | トラックバック
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