March 04, 2005

【短歌】 春指揮者タクトを降ろせ野の夢の黄色い季節まばゆくも萌え

眠り粉を浴びているよな春の陽の手を伸ばしたる花園が夢
チューリップ忘れてる間に冬の陽は枯葉のうえに影を伸ばしぬ
ステップに置き去りにした球根はいつになったら花咲かせるや
水仙の厳しき日にぞ咲きにける優雅な舞も雪にしづもる
うららかに寡黙な春の歌声は小鳥のやうなサンバのリズム
空中に紛れて埃飛びおりし透明な陽の射し込むテレビ
窓辺には窓辺の景色浮びたる春の庭にはまだ遠かりき
春指揮者タクトを降ろせ野の夢の黄色い季節まばゆくも萌え


そろそろガーデンセンターが賑やかになる頃かな。
雪降るなよ・・・まだ、雨。

ボッサを聴きながら、春よ来い、ってうすらぼんやり・・・

投稿者 Blue Wind : March 4, 2005 02:09 AM | トラックバック
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