February 27, 2005

寒い日のディズニーランド

昨日は、子ども会の6年生を送る会。ディズニーランド。寒かった。

ジェットコースターって誰でも乗れるものじゃないんだなぁ・・と、そういうことを思う。6年生を送る会の企画は6年生が考える。うちの地区はディズニーランド。隣の地区はボウリング大会。うちの地区はやたらと受験生が多かったせいか、受験が終わったこの時期、がんがんにジェットコースターに乗りたいとばかりにディズニーランド。

そういう中に一人だけ、受験も途中でやめて、ジェットコースターにも乗れない子がいる。

低学年の頃から、娘より一つ上の学年で、傍から見ればずっとうちの娘にしがみついている。越境組。年寄りっ子。お父さんが駅長さんで厳しい。つくばよりもっと田舎から通学している。田舎のことを知っている人たちなら少しはわかるかもしれないけど、田舎で、「長」のつく役職は偉いのである。校長、郵便局長、駅長、市長、その他諸々。

だったら、伝統的に地元の小学校へ通えばいいのに、越境。お母さんとお姉さんが美容師をしていて、お店がうちの近所にある。

案の定というか、例の如く、ほかの6年生の子たちが子どもたちだけでアトラクションを回るというのに、ジェットコースターに乗れないその子は、はみご。それで、いつものように、「まほちゃん一緒に回ろう」と言われ、一緒に行動。今回はあちらのお母さんもわたしも一緒だから、最初にビッグサンダー・マウンテン。「3歳の子でも乗れるよ〜」っとそそのかして並んだのはいいけど、途中で泣き出してしまった。

何とかお母さんがなだめすかしながら、乗る間際まで行き、結局、彼女は乗らなかった。3人は乗ったんだけど。つまり、親2人とうちの娘は・・・

まるで幼児。こういう時、なんて親が甘いんだろうって思うのが世の常なんだけど、よく聞いてみると逆。お父さんがやたらと厳しい。その反動で、お母さんには甘えが出る。

正直、わたしは空腹と寝不足でジェットコースターに揺られると単なる乗り物酔いをしてしまいそうだったので、彼女に救われたと思ってライトで寒いディズニーランド。単なるハニーディップのポップコーンを買うために1時間を費やし、ベビーカーが並んだあたりをウロチョロ。罪滅ぼし的に、おちびに帽子とマフラーを買い、お揃いのトレーナーをゲット。

帰りのバスで、娘は言う、「もっとたくさん乗りたかった」って。だったらその場で言えばいいのに言わない。それでも楽しかったらしい。この辺が難しい。

とりあえず、この前、ダンナがダーツの景品でディズニーランドのペアチケットをゲットしてきたので、次にはお父さんと一緒にあれこれ乗るつもりらしい。そうなんだよね・・・つまりは、次があると思うから今が楽しい。次には別の友達を誘って、がんがんに乗ろうと内心思いながら、今日は適当にノラクラしていたのか?

厳しいお父さんと甘いお父さん。

父親が厳しいから外でわがまま、父親が甘いからのらくら。外でよい顔をしていられるのは父親が甘いからかも。この鬱憤を父さんにぶつければ、父さんなら何でもしてくれるからなぁ・・・

なんでもいいや。ドラクエの続きでもやろう。おちびを見ていると、子どもの頃の自分を思い出してしまうようでストレスが・・・なんででしょう。

投稿者 Blue Wind : February 27, 2005 01:51 AM | トラックバック
コメント
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?