February 20, 2005

【短歌】 しらじらと淡き光のさしこめば雨こそ止まめまどろみの道

ドラクエの朝な夕なに始まれば休みの日には徹夜してみる
プレステの3Dに馴染めずにボリューム落とし深夜過ぎ行く
しんみりと歌集の文字をなぞらえば電子の文字は騒々しかろ
東京は雪だとたれそ書きぬればつくばねはまだ雨のふる音

昨日には昨日の雨のしづしづと今日という日は曇天の灰
バタイユに染まれるのなら灰の雲したたる雨はぐっと堪えて
噛みしめるくちびるの色染まるならくれなゐの血はさめざめとまる
寝不足のいいわけにするドラクエとブログとうたと曇り空かな

純愛のほのかおるらし青空は雲の向こうの隠れ夕闇
しらじらと淡き光のさしこめば雨こそ止まめまどろみの道
たあいなく果汁ぽんず斜め帽子空き瓶の蓋捨てよか迷ふ
ステンレスいつのまにやら増えたねと飾りなき火の置かれたコンロ

たまには歌人っぽく・・・

投稿者 Blue Wind : February 20, 2005 10:16 AM | トラックバック
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