February 17, 2005

【短歌】 受難のワルツ

ねむれねむれ野のすみれ冬つちまくらすみれすみれと風謳うまで
すみれすみれ飛ばしてよ春桜散り君咲く日まで目をつぶる吾

風謳うその日には春花咲くらむ憂鬱なそら十字架はあり
さくらさくら花びらの舞う散りゆくか梨の花咲きイースターまで

さくらさくらあなたに罪はなかりしもあなたの日にはわたしはブルー
春うららうららうららとうつらつらさくらの花はどうして咲くの?
散る・・・さくら。今はまだ冬今はまだ。すこしずつ春残光の雪。

すこしずつ春ちかづけば意味のない青き想いにつぶされる吾
今はまだ冬なのに月すこしずつ春の気配のおしよする風

さくらさくらあなたの罪は春に咲く十字架の色十字架の上

投稿者 Blue Wind : February 17, 2005 04:08 AM | トラックバック
コメント
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?