February 15, 2005

義理チョコはスパム?

どうしてこの季節この話になると右往左往するのだろうと、おおげさなまでに愛に飢えたる社会を感じるようになる。オリジナルはこちら
おそらくはまだクリスチャンへの迫害の多かった時代のローマで、修道士バレンタインは、牢屋に入れられ、そこから一生懸命に愛の言葉を鳩にたくして飛ばし続けた。どんなにつらい状況下でも神さまへの愛を失わず、神への賛美、友への愛の言葉、励ましを獄中で書いていたバレンタイン。
それがいつしか、聖バレンタインと呼ばれ、彼のお誕生日には愛の言葉や贈り物を交わす習慣が出来上がっていった。

それが20世紀後半の日本に伝わると、チョコレート会社がその話を利用する。しかも! もっとすごかったのは、この日を勝手に女性から愛を告白する日に変えてしまったところかも。これがね・・・ヘンな話、チョコレートを交換しあうとか、恋人たちの日みたいな感じだったら、ここまでいびつにこの話が成長することはなかったと思うの。

そうやって考えてみると、それまでは女性は常に受身で、自分から愛の告白やプロポーズをするなんてことは無かったのかも。それが時代が変わると、nattoさんは、社長さんからこんなギフト。なんでわたしにはくれないんだろうって思ったら、バレンタインディだった・・・

そうやって社長さんからボーナスを貰えない人たちは、ミチルさんの手作りマドレーヌ? マドレーヌのお返しが割烹料理・・・

うちのような普通の家庭では、父さんが貰ってきたチョコは子どものおやつ・・・そりゃ数が減るよなぁ・・・w それでも飲み屋さんに行って、チョコレートを貰ってこないだけマシなのかも。

でも、よく考えたら、わたしは本命にチョコレートなんて差し上げたこと無いです。とても若い頃、一度だけチョコを渡す練習?をさせていただきましたが・・・
それではどうやっていたか??

う〜ん・・・・・

わたしね・・・お誕生日が12月なんです。そうするとプレゼントいただくでしょ? それで本命というか、彼氏ですね・・・そうなると・・・毎年、お礼にセーターを編んでいました。子どもの頃から編み物が好きなんですよ。特技。

それでね・・・・今となっては単なるアレなんですけど、どうしてうちのダンナにつかまってしまったかと言えば、あの人は会うと必ずわたしの編んだセーターを着ているんです。しかも毎日着たきりスズメ。そうなるともともと編み物が趣味だったので、毎年コツコツ編むのが習慣になっていった。だってほかのセーターを着ないのだもの。

愛の深さが違うね・・・
オシャレでかっこいい人はたくさんいたけど、なんて言ったらいいのかわからない。デートの時にオシャレな人や店やその他諸々面白い人たちはたくさんいたんでしょうけど・・・急に何もかもがバカらしくなってしまった。

義理チョコ、か。

そだそだ・・・本題だ。

義理チョコはスパムか?

愛に飢えたる季節は大変なのよ・・・あちこちで今度はスパム騒動が発生する。義理なら要らないって人と義理でも喜ぶ人と世の中ははっきり分かれているらしい。
これってどこかトラックバック騒動にも似ていてつらいものがある。いつかはやられるだろうと思っていたら、わたしのもう一つのブログから勝手に誰かにトラックバックを飛ばされていたようだし、どうしてそういうことができるのかはわからない。でも、どうしてそういうことをするかというと、単なる嫌がらせなんだと思う。愉快犯?

自分的には、本当のスパムというのは数分毎にすべての記事に投稿されるスパムコメントとか、明らかにサイトやブログの運営を妨害する意志のあるもの。
ところが、今のご時世はちょっと違っていまして、義理トラバや義理コメントまでスパム扱いされかねない。
ネットってね、検索記事だけしか読まないとか、関連ページしか読まずにサーフィンするなんてことはざらだし、それでもまったく気にならない人と、そういういちげんさん的な来訪を嫌う人とがいて、ややこしい。

「NO SPAM ≠ 義理ならいらねぇよ」

なんてね・・・ちょっと考えてしまいました。

なんか、世の中が殺伐としていてつらい・・・

ちなみにうちのブログは義理でも何でもウェルカム〜♪
コメント・トラバ・読者登録。
お返ししないかもしれないけど・・・^_^;

投稿者 Blue Wind : February 15, 2005 04:27 PM | トラックバック
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