January 02, 2005

静かすぎる年明け

年末年始だというのに、ネットユーザーの多いことに驚かなくなったのはいつからだろう。普通だったら帰省したり、家族や来客という具合にネットどころではないような気がする。

父はレジャー産業の人だったので、お正月は元日がお休みなだけで仕事。世の中の人たちが休みの時期はやたらと忙しかった。その代わり、平日に学校を休んでふら〜っと家族で旅行に行ったり、そういう意味では自由。
このように、社会の動きと連動しない家庭環境で育つと、ぼっけーっとしているうちに年を取る。

いきなり、年賀状を出したかとネットのヘビー・ユーザーに心配された。一緒にするなよ・・・わたしは普通の主婦なので、個人的に年賀状を出すところなんて毎年決まっている。だから、ダンナが年賀状のデザインを決めて、わたしの分もついでに住所も印刷してくれる。そうなると、ちょっと一言書けばいいだけなんだけど、なんかそれすらもめんどっちー。

しかも毎年決まった日に決まった人たちから届く。元日に届く人もいれば、元旦が終わった頃に届く人もいるし、それすら決まっている。わたしの場合、今年は早いほうで、元日のお昼に出すなんて何年ぶりだろう・・・去年は出しそびれてしまったけど、何も困らなかった。

つまりは、あまりにも付き合いが長いと年賀状すら意味がないような気がしてしまう。まあ、仕事でもしていたらそういうわけにもいかないのかもしれないけど、主婦は気楽だ。

その中で、不審な年賀状が・・・・

いや、不審というのは言葉の使い方が間違っている。去年とは名前が違うじゃないかー、というヤツ。結婚して変わるならいいけど、いきなり離婚か? 実家の住所とも違うし、連名の男の名は息子らしい。ヤレヤレ・・・えみこ叔母ちゃん、怒ってるんだろうなぁ・・などと思いながら、従妹からの年賀状を眺める。

そういう世論を配慮してか、ちびちゃんの元気な写真2枚に添えて、「・・・働くお母さんとしては嬉しい限りです」と書いて締め括っている。まあ、ちびちゃんが明るく楽しく元気で育ち、離婚しても誰にも迷惑かけてないならいいよね・・・って言うしかない。う〜ん・・・・いつの間に。あまりにも用意周到な年賀状の一つ。お見事。

うちは父親二人すでに他界しているし、母親二人は病気だし、ダンナはこのところお正月に呼び出されることがなくなったけど仕事あるし、弟もどうせ仕事だろうし、上の義姉のところは昔から年末年始はスキー場で松明を持って年越し。わたしはまた明日には母の病院へ洗濯物を運ばなければならない。

学生街のよいところは、静かな年越しかな・・・それでいて、スーパーもコンビニもレンタルショップもレストランも開いているし、何も困らない。難を言えば、お正月ムードがないところか? クリスマスを過ぎると、とたんに学生が姿を消す。うれしい。

いや・・・・クルマ飛ばして伯母さんの家にでも行って、どんちゃかお酒飲んで盛り上がるのも楽しいような気がするけど、ダンナが・・・娘は同じ年頃の子たちがたくさんいるから楽しいだろうけど、ダンナが・・・楽しそうにしてるからいいのっかなーなどと油断すると戻ってから機嫌が悪くなる。

それを考えると、娘と二人で桃鉄をやらせておいたほうが平和。わんわんらんど行ったり、ボウリングへ行ったり・・・

このようにして、つくば理系社会は静かに新年を迎える。気楽というか静かすぎるというか・・・つまらない記事を書いているうちに夜は更ける。

ちなみにわが家は、毎年除夜の鐘の代わりに、祝砲というか花火というか、どちらかよくわからない音により年明けを知る。

投稿者 Blue Wind : January 2, 2005 03:37 AM | トラックバック
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