December 29, 2004

また、うちのダンナをダシに使って『男の習性』などというネタを昼間書いていた。おちびを迎えに行く時間だったので、途中でローカルに保存し、そのままにしてある。

やっぱ、アップしないでおいてよかった〜♪

なんでかって?
わたしはお代官様だからである。

”お代官様”というセリフはカウンセラーに言われた。
心理屋の世界って、臨床系は身分が低い。あんなものはいまだに心理学ではないと思っている人もいるかもしれないし、実験実証主義においては常に基礎系が強い。はっきり言って、昔は視覚の研究くらいじゃなかったかな・・・日本の心理学界で国際的にレベルが高いと評価されていたのは。
論文を書くにしても、症例報告では学位は出ない。それくらい扱いが冷たい。

なのに、一般社会では、あっちが心理学って思われているんだなーって知ったのは主婦になってからである。

まず、考えてみよう。

知覚の恒常性。
どーして星が見えるんだ?
あんなものは見えなくてもいいはずだ。
まあ、大海原に船を出す人たちなら、星の運行は大切な羅針盤なのかもしれないし、それを考えると生きるに必要だから見えるのかもしれない。大抵の人たちは見えなくても歩ける。
夥しいほどの周波数の中で、人間が知覚できる範囲は狭い。つまりは、見えない世界(色)のほうが遥かに多いということになる。波長というのはそういうもので、どうして空が青いのかといえば、途中で長波長が吸収され、短波長である青しか地上にいるわたしたちには届かないから。

そのように理屈では理解しているにもかかわらず、宇宙から眺めても空は青いということを知る。ある日、NASAの写真をもらった。夕暮れ時の空。夕焼けの部分はきちんと茜色。あー、宇宙から眺めても同じなのかーと思ったら、わたしは何を理解しているのか、自分でもわからなくなった。

でも、青は地球のシンボルカラーなんだなーということくらいは理解できた。

でも、それだけではどーしてわたしが青が好きなのかわからない。
そーなってくると、色彩感情だの、因子分析だの、環境因子とわたしとの関係をこれまたわけのわからない尺度で数値化するらしい。

そもそも、知能検査だの心理テストだのペーパー系のテストは、誰かが考案したもの。それがどの程度有効かはそれなりの統計データが必要になってくる。つまりは、仕掛けがあり、どんなテストにもステレオタイプな人間なんて存在しないことをうかがわせるだけだ。

サーフィンしているうちに、宇宙の色についての研究があった。ベージュって表現しているからわからない。宇宙の色は色相環のど真ん中って言ってくれたら、何となくわかる。つまりは、黒ではないと言いたかっただけなのかもしれないけど、少なくても暗い世界ではないらしい。なのに、どーして暗いというイメージがあるのだろう。

本当は、誰か知っていたら、そういうことを教えてほしい。

こーさー、男の心理とか女の心理とかさー、そんなのどーでもいいじゃない?って思うのはあたしだけなんだろうか。それでいて、うちのダンナをネタにすると、ぽろぽろ出てくる出てくるわけのわからなさ。

こういうのを書くと、「りんちゅあ〜ん、わっかんな〜い」って酔っ払いにからまれるんだよね・・・

わたくしは歌人なのである。

そのうち筆名考えようかな・・・


青き星いつかはやがて砕け散り鳥は目指すよ夜明けのブルー

大昔に詠った歌。

投稿者 Blue Wind : December 29, 2004 03:55 AM | トラックバック
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