December 18, 2004

好きにさせてよ・・・

歌人よ・・・・
あなたたちはたまに何か勘違いしていると思うことがある。

今朝、某サイトへ行った。久しぶりに遊ぼうかなーと思っただけ。しりとり短歌をしていて、去年あたりはたまにお邪魔していた。そこなら、どうしても初出の歌でないとダメだと言われるわけではないし、インターネットだから匿名で遊んでいる人たちも多いし、本格的にやっている人たちもいるし、それでいて初めて短歌を詠んだという人たちもいる。

すると・・・

BBSに、「初めて一句詠んだ」という書き込みがあった。まだ中学生かもしれないし、高校生かもしれないではないか。わたしだって、最初のうちは、一首と言わず、一句と言っていた。俳句と短歌の違いも文字数の違いくらいにしか思っていないから、あまりややこしいことは考えない。

そういうのはわたしだけだろうかと思っていたら、匿名でネットで知り合った人の中にも、短歌を一句と言っている人いて、訂正しようかと思ったけど、意味が通じるからそのままにした記憶がある。

そこの管理人さんも同じ考えのようで安心した。

でも、匿名でそういうことを通りすがりに怒ったように書く人もいる。短歌は一首と数えるものだって。

そのどちらも歌人なんだと思う。

わたしなんて、自分が歌人という自覚が出来たのはそれこそつい最近のような気がする。つまりは、それまでは単にサイトのネタで詠んでいただけだし、現に一緒に遊んでいた人たちは、これはまずいとなったらさっさとサイトを閉鎖して、短歌のたの字も出さずに違うジャンルで遊んでいる。
短歌をやめて、詩だけにするとかね。

それは、その人たちの自由。

わたしも、いわば、そういう人たちの一人に過ぎない。

なのに・・・

あっちは有名な歌人たちなんだから、わたしのような無名の歌人が何を書いていても無視すればよいだけのことではないだろうか?

なんだか憂鬱になるようなことばかりで、結社誌にも投歌しなくなってしまったし、わたしは非常に失敗した思っている。結社誌のほうも上に言われて慌てて出しただけ。

そもそも、歌人の名前なんて知らないのです。短歌が好きで詠み始めたわけでもなく、何となくのらくら詠んでいるだけ。普通は皆そういう感じだと思う。何度も何度もたまたま入門書で有名歌人の歌を見つけて、そこの結社に入ってみようかなと思ったに過ぎない、のらくらと雑誌購読のつもりで結社誌も買っているに過ぎない、と書いてきたはず。

それの何が気に食わないのか理解できない。

今回、でも、何となくわかった。

理想の問題なんだと思う。

わたし・・・はっきり書くけど、まだ来年の2月が来て、やっと歌歴4年。
どんな歌が好きで、どんな歌が詠みたいかは、まだまだこれからの課題だと思っているし、そういう点で、今はフリーな立場にいると思っている。

それに、「弟子という言葉はもう死語だと思っていた」とあっさり語る歌人もいるし、一つの世界しか知らないとそれが当たり前だと勘違いするけれど、同じ歌人の世界でも結社によってカラーが違うことも学んだ。

作風についても、すごくスタンダードな歌が好きな人たちもいれば、もっと違うスタンスで作歌を続けている人たちもいるし、紅白歌合戦だから、演歌が好きな人もいれば、ロックが好きな人たちもいる・・ということで、単に個人の好みなんだと思っている。

いずれにせよ、趣味なんだからさ・・・・短歌は。お仕事しているわけではないのです、わたくしは。

あんな記事読んだら、それこそ逆に引いちゃうんじゃないかな・・・事情を知らない人たちが見たら・・・

そんなことより、マリちゃんが回復したことを喜びたい。

投稿者 Blue Wind : December 18, 2004 11:43 AM | トラックバック
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