November 29, 2004

エゼキエル書 24. 1-14 火の上の鍋

  第九年の十月十日のことである。その月の十日に、主の言葉がわたしに臨んだ。「人の子よ、この日付、まさにこの日を書き記しなさい。バビロンの王は、まさにこの日にエルサレムの攻城を始めた。あなたは反逆の家に対してたとえを語り、彼らに言いなさい。主なる神はこう言われる。
  据えよ、鍋を据えよ。
  またその中に水を注げ。
  それに肉の切れを入れよ。
  腿や肩肉、すべて上質の肉切れを集め
  最上の骨で鍋を満たせ。
  また、最上の羊を取り
  その下に骨を積み重ねよ。
  これを十分に沸騰させ
  中の骨まで煮えるようにせよ。
  それゆえ、主なる神はこう言われる。
  災いだ、流血の都よ。
  錆のついた鍋、その錆は取り除きえない。
  肉を一切れ一切れ取り出せ。
  くじがそのために引かれることはない。
  流血が都の中にあるからだ。
  彼女は血を裸の岩の上に流し
  土で覆うために地面に注ぐことをしなかった。
  わたしは復讐のため憤りをかき立て
  彼女の血を裸の岩の上に流し
  それが覆われないようにした。
  それゆえ、主なる神はこう言われる。
  災いだ、流血の都よ。
  わたしもまた、薪の山を大きくする。
  まきを積み重ね、火をつけよ。
  肉を煮込んで肉汁を作り、骨を焦がせ。
  鍋を空にして炭火にのせ
  熱して、青銅が赤くなるまで焼け。
  汚れがその中で溶け、錆がなくなるように。
  しかし、努力のかいもなく
  厚い錆は火でも取り除きえない。
  不貞によって、お前が汚れたので、わたしは清めようとしたが、お前は汚れから清くならなかった。わたしが憤りを晴らすまでは、清くなることは決してない。主なるわたしが語ったのだ。それは実現する。わたしがそれを行う。わたしはそれをやめず、惜しまず、憐れみもしない。お前の道と行いに従って、お前は裁かれる」と主なる神は言われる。

投稿者 Blue Wind : November 29, 2004 01:15 PM | トラックバック
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