November 27, 2004

満月へ逃げろと言うか頭上には白き輝き佇んでいる

あんなの読んだら、クリスマスが憂鬱になるからやめてほしい。まだ歌の練習させられているほうがましだ。キャロルスはメインであり、遊びであり、テンションの緩和であり、一番受ける。
デビッド・ボウイのらぱぱんぱんを聴きたい。低音というのはええのう。このところ手抜きで山下達郎ばかり聴くクリスマス。

クリスマス迎えるかげで誕生日忘らるる吾今はよろこぶ
天国がうっとおしいと思うとき説教めいたファーザーの声
信仰は自由契約法王も約束されていないいのちか

ヨブ記は美しい。

サタンにぞ怒る気持ちの失せたればヨブの言葉に美しさあり
キリストの生まれる前にヨブ記あり最後のことはだれもわからぬ
救われたいのちのほむらありければ消えさるほむらなおつづきゆく
信仰は諦めにあり神さまは生きているよとわけなくもあり
最後にはいのちのほむらいづこへとつづくみちすじイール・シャローム

ヨブ記 6. 2-7

結局、ユダも使徒だったわけだし、イエスに従ったからといって最後には神さまが裁く。つまりは、クリスチャンになったからといって救われるわけでもない。つまりは、すべてが混沌としていて、何もわからない。

カルチェリにシスター二人おりたれば一人は笑みし一人は不思議
カルチェリのミサにのんびりおりたればサタンのような親子あらわる
修道院いくつかわるかホテルにぞ当時の世界のぞかせており
暗黙にイラク戦争支持したる匂いを感ずファーザーの声
欺瞞とはふつふつとして泡立ちぬ従軍よりもまだましなるか
従軍しミサを行う兵士らは何のためにぞ暗黒に立ち

神に問う老いたればなお神に問え徴兵とても無意味だからさ
若者の反戦記など読みたれば行きたくないと書いているだけ
イラクへとウキウキとして旅立った自衛官あり不思議な世界
高齢化、戦争よりもまだ怖い不景気な世に突入しせり

満月へ逃げろと言うか頭上には白き輝き佇んでいる
ある日には夕陽の欠片今宵には頭上にありき空の月かな
気まぐれな月の軌道に驚けば地球はまわるまわりまわるよ
月さえも気まぐれならばうさぎさえ6倍に跳ね羽が無くとも

建物を競い合っては教会は時代の陰を偲ばせている
らぱぱんぱん好きに歌えよらぱぱんぱんMTVも廃れ果てたか
コカ・コーラ、サンタ・クロースも変えちゃったアメリカの罪、われは関せず。

ガラテヤの信徒への手紙 1. 6-10 ほかの福音はない

文化として伝わるってことはそういうことなのよね・・・だからね・・・たまに一体何をしているのかわからなくなるけど、聖書を開く。あの人たちは何もわかっていない。わたしはルドビーさんに言われたから、ではなく、ある日突然、「甘栗に蛆」がわいているのを見たから行動したにすぎない。
アシジへ行ったのも、チケットやら父さんの都合やら、いろいろなことでたまたまそうなったにすぎない。最初はフランスへ行く予定だった。
信仰は諦めであり、神に対する服従。だから、楽しいものでもうれしいものでもない。むしろ逆らって生きるほうが楽しいし、自分のやりたいことをしているような気さえする。
逆らってばかりいるからね・・・このように望まないことが原因で、嫌いな短歌を詠み、いつのまにか聖書を読まされることになってしまった。宗教の時間なんて寝ているかさぼっているか、だよね・・・ふつう。わたしは心理学の人だし・・・つけがまわってくるのですよ、いろいろ。

ぐちってたらきりないね。なんか、勘違いされるから。Solitude With God. 何となくやっていたら、どーやって考えても神さまからの手紙のような気がしてきてしまう。ランダムに開く中にキャッチボールがある。まさか、ジャンキー・ブロックのためにやり始めたなどとだれが思うだろう・・・

ちゃらぽらと生きているだけ首に鈴望まない頃呼ぶ音の鳴り

エゼキエル書 45. 1-9 聖域

聖域・・・
イール・シャローム。
母、大工、漁師・・・牧者。

静かな日静かな国に佇めば静かな人ら静かに生きる

夢のような世界。夢かも。

投稿者 Blue Wind : November 27, 2004 05:02 AM | トラックバック
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