November 04, 2004

被災地の米倉まもる連携はあらし吹き去る田畑に浮び

張り紙の裏返りたる募金箱口塞がれて隠れておりし
中越の地震の倉を襲いたる盗人ありき被災の跡地
くるま中動けずにして死に至るずっしりとした心労の水
混濁の疲れた渦の巻きたれば神戸の義母はテレビ観ており
激流をながむるような敷島は蓄えられて米はまだあり
混濁をながむるような激戦区大統領選映る敷島
家族して外貨レートをながめてるシンガポールを思う秋の日

なんか、疲れる。どっちかにしてほしい。

エゼキエル書 20. 18-26

被災地の米倉まもる連携はあらし吹き去る田畑に浮び
台風に打ちつけられた水害は忘れ去られし地震の陰に
ふつふつと静かな不満みえざりし今年の夏の置き土産かな
イラクには流れないからジェンキンス今がチャンスと恩赦を待ちつ
しあわせを願ってみてもふつふつと不満の種は蒔かれてゆかむ
ボクサーを夢見て彼はイラクへと最期の夢を悪夢にたくす

イザヤ書 34. 8-15

明日のない希望の森は魔の森と闇につつまれゆっくり生きる

赤と青海のない赤ブッシュへと傾きゆくを保守と呼ぶのか
青ケリー海岸線は危険地帯テロを恐れて青青とする
赤ブッシュ内陸をゆく大陸は空も領地と爆弾は外
戦争もテレビ放映されているドキュメンタリー地球の裏か

張り紙を元に戻して音を聴くコインの響き鈴の音のよう
ささやかなジュークボックス流れれば混みあう店をあしばやに去る
善と悪ささやかにして喧嘩するスーパーに箱ひっそりとあり

ホセア書 5. 1-7 イスラエルに対する審判

権力を揺るがすように一票を競り合うごとくコインは積まれ
選挙戦ベトナム・イラク変わらぬも明日の朝までちいさな維新

投稿者 Blue Wind : November 4, 2004 04:14 AM | トラックバック
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