November 01, 2004

あらくさの季節も終わる冬のみちしらかしの枝さむざむとする

燃えたちてテロ撲滅と言われては怒りの炎揺すられる風
くすぶりて中越地震おさまればきつい冬さえ今はまだ秋
イラクへと旅立つ勇気あるのならボクサーというジャングル・ジムか
中越はレスキュー活動伝えるがイラクは遠くブラック・ボックス

鬱蒼と曇りゆく日はジャズ借りに有効期限切れたカードで
また一年延長しては通いゆくCDショップは模様替えされ
明るい黄少し暗い黄オレンジの合間の色は熟れすぎみかん

ロケット弾なのかもしれぬ武装車は積み荷を運びいづこへ向かう
闇夜にぞ映る夢想は武装車の続々とゆく中央アジア

アイス・チャイ思い出しては飲んでみるミントの味のミルクティーかな
シナモンをたっぷり入れて冬を待つ夏はまだかと気の早い秋
あらくさの季節も終わる冬のみちしらかしの枝さむざむとする

フロリダは今も明日も夏なのと大統領選お祭りのよう
ボランティア国境越えてやってくるパキスタンから新潟までと
義援金インタビュー聴くハングル語映し出される敷島の山

曇り空遊ぶ雲さえなかりしは覆われた空雨降るばかり

コヘレトの言葉 8. 9-10

人間が人間を支配しているから、戦争になる、のか。わかりやすい。

支配者の手を逃れてはイラクへと旅立ちゆかばテロリストあり
自由などどこにもないと憂鬱は哀悼のそら腹の底煮ゆ
体制の批判するよに嫌がらせ鳴り響いてる腹立ちまぎれ
あんたなど反吐が出るほど嫌いなの大文字にして顔に書きゆけ
文字にして叫んでみてもものがなし言の葉のないサウンドを聴く

いにしえに旅立ちゆかば言の葉はひっそりとして聖書にありき

ヨハネによる福音書 19. 1-16

お〜い、ジーザスかついでまた戦争やってるぞ〜♪

くりかえしくりかえしつつ懲りもせずあきらめないでいくさはつづく
復興の支援するのに街中を歩けないほど欺瞞はつづく
自衛隊イラクは捨てろ苛立ちのつのる日々にも石油の値上げ
諦めよう。お茶でも飲んでひねもすを気分転換雨の降る庭

ヨブ記 30. 9-19

なんか、これからが大変なんだろうな・・・

イスラム教は平和な宗教だって一生懸命にPRしてる。あっちもこっちもみなおなじ。

投稿者 Blue Wind : November 1, 2004 12:04 PM | トラックバック
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