October 23, 2004

技芸としての和歌

ここで、時空短歌を解散したにもかかわらず、いまだに時空短歌に嫌がらせをする人たちのシンプルな誤解を解くために、わたしが結社というところで何を学んだのか簡単に説明したい。

まず、まりさんの言うことは正しい。
つまり、事の発端、逆恨みの原因となった、「だれだれさんがいるからわたしは嫌です」とか、「結社であれば破門だ」とか、逆に結社ではありえないです。主宰同士が昔からライバル同士にあり、犬猿の中であることも不思議ではなく、逆にそういう長年の確執の中で、互いに競うことによりよりよい歌が詠じられてきたという世界だから、仲が悪いなら悪いなりに相手よりよい歌を詠じればよいだけの話であり、それが普通らしい。従ってそれくらいのことで騒ぐほうがヘン。
しかも、歌人がすごい。
それこそエロを追求する人もいるし、ひたすら性器の歌だけを詠んで、さすがに編集長にボツにされたとか、また、それを理解しているのがほのぼの系の歌人だったり、つまりは個性が強いというか、アクが強いのが当たり前。中には、毎日手首を切りながら歌詠んでいるんじゃないかという人やトランスの恋歌とか、正直、そういう人たちが実によい歌を詠んでいるというのが結社。ひとくせもふたくせもありそうな人たちが多い。
そういう中で、自分がどういう歌を詠みたいか?
ってことなんだろうな・・・
だから、自分の場合は、何を言われても毎月数百首を日課として詠む。聖書と共に短歌。それくらい押し通すくらいの強さと個性が必要とされているらしい。だから、逆にあまり歌を結社にあげないわりには縁が切れないのはそこのところなのかもしれないです。
Rin
2004/10/22 (Fri) 15:13  E-Mail * http://bluewind.oops.jp/tanka/

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だから、そういう意味において、何を言われてもかまわないのである。
むしろ、勲章と思え。
時空にはクセのあるやつがいるぞ、とか、あいつはヘンと言われたなら逆に褒められていると思ってかまわない。それもまたウェブが一つの歌壇として結集していくための登竜門なのかもしれない。

アートへの道は厳しい。
文学への道は厳しい。

つるやかめの歌が詠いたいのであれば、それだけでもかまわない。
恋歌やエロが詠いたいのであれば、それだけでもかまわない。

それが一つの歌人としての個性であり、それでいて、それを誰かに無理に理解してもらおうとする必要性もない。
Rin
2004/10/22 (Fri) 15:31  E-Mail * http://bluewind.oops.jp/tanka/


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主宰や選者って何のためにいるのかというと、一つには常にアートの擁護者として存在している気がする。
つまりは、各人がそれぞれの歌を追求して行く中で、それぞれが高めあえるような関係性を築くために存在しているのかも。

テレビなんかの素人向けの話と結社の中とじゃ、ぜんぜん違うような気がする。
Rin
2004/10/22 (Fri) 15:44  E-Mail * http://bluewind.oops.jp/tanka/


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というわけで、

ラサちゃ〜ん、あらしがどうたらこうたら、
などというカキコを読んでいると、それだけでいやしを感じてしまう。

へいわ・・・
Rin
2004/10/22 (Fri) 15:52  E-Mail * http://bluewind.oops.jp/tanka/

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にゃーごへの投稿より

投稿者 Blue Wind : October 23, 2004 12:44 PM | トラックバック
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