October 21, 2004

無神論神につながれ生きる人概念なくば無もなきみそら

滑走路クルマの過ぎる水のうえライトの照らす交差点かな
台風を待ちつ街中あわただし水の中ゆくクルマの過ぎる
窓叩く雨の音さえ子守歌深き深きと眠りに落つる
曇り空天気図眺め比べれど今が茨城雨あがる朝
鬱蒼と長雨降らすTOKAGEかな大きな雲は海上に抜け
悪夢かな大きな雲に覆われし日本列島TOKAGEのしっぽ
黒雲よ逃げ場なき空見あげれば窓叩く音眠りの合図
ドッグラン柵飛ばされし芝のうえ春一番のおとづれなるか
闇の中荒れ狂いたるドラム打つ雨風なればサウンドの窓

土砂崩れあってもそこにまた家を建てるんだよと誰か語りき
潰されて流されたとて住む家の新しくなる被災地の跡
あきらめは怯えながらも繋がれて逃げる場もなきひとごころかな
怒りすら繋がれし空見あげれば飛行機の音航空写真

憲法の柵の中へと沈みたる黒き鳥居は生傷の跡
こころすら死んだというかひとごころムクドリは飛ぶフン撒き散らし
こころすら死んだというか厳島嵐の水は濁りゆけども
ヒロシマに月の輪ぐまの暴れれば月の虹みるうつくしき雨

金の道潰してるんだと言っちまえ民営化などうるわしすぎる
敷島は貧乏ですのよおほほのほ。自分のことは自分でやれと。
軍隊はチャリティですの募金して。国潰れても子どもの学費。

イラクなんて金持ちなんだから、放っておいたらよいのよ。

ガソリン代値上がりすれば路線バスせっせと走るつくばねの道
世の中は欺瞞に満ちて嘘だらけ台風被害野菜の値上げ
夏の日に捨てた野菜は戻らぬとマーケット知る台風の後
豊作に浮かれて捨てたキャベツかなしょぼい野菜の並んだ店よ
統計のマジックを知る5歳の差わたしの頃は70ライン
数字とは操作されて直されて計算されてディッシュの上に
こころすら数値操作に慣れたればさじの一つで見積もりはなく

これだけ文句書いても、まだましな国なような気がする・・・

ダニエル書 2. 15-24

そういうことか・・・鵜呑みの信仰心もない代わりに、ヘンな自分を抱えて生きなければならないという・・・

無神論神につながれ生きる人概念なくば無もなきみそら
鬱蒼と有神論に走りたるアインシュタイン不可思議な空
精神は自由なんだとわたくしは概念の中走りてやまぬ
宗教を分類しては比較するひまつぶしあれ世界は狭く
信仰を武器にするかな政治家は数の論理とまぼろしの神
宗教で分類されて人の数人のこころは見えない闇路
礼拝に座れる人ら眺めては空気のような気圧のありき
幻よかたくなな空眺めては幻の人かげろうばかり
陽炎よ野澤ゆずりの頑固さは人のこころを端々に寄す
日常に神の世界の広がればあることさえも忘れて過ごす
神の愛なき世界には神神とうるさい人らムクドリになる
地下鉄にムクドリ鳴けば騒音の二倍になると言われて気づく

ややこしいこと言われないのよ・・・悩む。

下界にぞ降りてゆかばあしばやに逃げ出すように躾けられたねこ

エレミヤ書 51. 46

しょせん、根は一つ。たぶん。

結局、うちの親が奇跡的に快復しているとしましょう。ある人にすれば本人の信仰心が救ったということになるし、自分的には何か連動感があるからジーザスだという気がするし、ある人にすれば医療の力ということになるのでしょうし、どーでもええねん。

やみくもに分類されてプレートを貼られてみては店に並べり
信者数パーセンテージで書かれては数字操作を信じない吾
勢力の分布図ながむ宗教は兵力かぞえ国境となる
ひねもすは雨が降ったり曇ったり台風去って晴れ間ののぞく

ヨハネによる福音書 1. 29-34 神の小羊

投稿者 Blue Wind : October 21, 2004 02:44 PM | トラックバック
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