June 28, 2004

詩編 56

        指揮者によって。「はるかな沈黙の鳩」に合わせて。
          ダビデの詩。ミクタム。ダビデがガドでペリシテ人に捕らえられたとき

  神よ、わたしを憐れんでください。
  わたしは人に踏みにじられています。
  戦いを挑む者が絶えることなくわたしを虐げ
  陥れようとする者が
      絶えることなくわたしを踏みにじります。
  高くいます方よ
  多くの者がわたしに戦いを挑みます。
  恐れをいだくとき
  わたしはあなたに依り頼みます。
      神の御言葉を賛美します。
      神に依り頼めば恐れはありません。
      肉にすぎない者が
          わたしに何をなしえましょう。

  わたしの言葉はいつも苦痛となります。
  人々はわたしに対して災いを謀り
  待ち構えて争いを起こし
  命を奪おうとして後をうかがいます。
  彼らの逃れ場は偶像にすぎません。
  神よ、怒りを発し
      諸国の民を屈服させてください。

  あなたはわたしの嘆きを数えられたはずです。
  あなたの記録に
      それが載っているではありませんか。
  あなたの革袋にわたしの涙を蓄えてください。

  神を呼べば、敵は必ず退き
  神はわたしの味方だとわたしは悟るでしょう。
      神の御言葉を賛美します。
      主の御言葉を賛美します。
      神に依り頼めば恐れはありません。
      人間がわたしに何をなしえましょう。

  神よ、あなたに誓ったとおり
  感謝の献げ物をささげます。
  あなたは死からわたしの魂を救い
  突き落とされようとしたわたしの足を救い
  命の光の中に
      神の御前を歩かせてくださいます。

投稿者 Blue Wind : June 28, 2004 02:24 AM | トラックバック
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