May 28, 2004

燻製になっても生きろと行政はせっせとわたし料理している

世の中はしっちゃかめちゃか。というか、あまりにも整然としすぎているのかもしれません。母を移すだけでも手続きが大変だし、福祉は地方ごとに行政が違うし、施設や病院はいつも不足しているために地元が優先だったり、おそらくは母でもこうなのだから、叔母となると扶養義務者のことや住所のことや、あれにこれにと手続きがややこしい。元気なら退院時に清算の費用でも、ずっと寝たきりだと一人では何もできない。子どもが海外で暮らしていたり、離れていたり、その他の理由で親の世話をできない場合も多い。心筋梗塞のオペの承諾書一つにしても家族の到着を待てというのだろうか?

ルカによる福音書 17. 20-21

「捨て親」のはこびる時代到来す捨てられるのは稚児にはあらず
寝たきりの稚児は保護され生きていく寝たきりの親死ねずに生きる
ささやかな手続きでさえおおごとに大騒ぎする書類の山よ
聖書にも著作権があるのならコンセの時代誰がみつもり
ほいほいとやってあげるとひきうけて行政の壁みちをふさげり
道端に転がっている親ならば転がりついで谷まで急ぐ
寝たきりを登山のようにのぼりゆく杖さえあれば十分なのに
しがらみをひとつひとつと消しゆかば天へのみちはかろがろしかろ

ヘブライ人への手紙 1. 5

神さまがジーザスを産んだのか。よーわからん。

神さまが御子を産んで主と崇むくるくるとする思考回路か
聖霊は生まれたままに生み出され万物は土、屍となる。
寝たきりにさまようままにたどりつく意思があるならこたえてほしい
世の中は雁字搦めに縛られて手も足も出ぬ肉屋のハムか
燻製になっても生きろと行政はせっせとわたし料理している

箴言 3. 5-6

投稿者 Blue Wind : May 28, 2004 02:26 AM | トラックバック
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